2017年ワールドシリーズで敗戦「良くなかったのは最後の試合だけ」

 14日(日本時間15日)のキャンプインを控え、ドジャースデイブ・ロバーツ監督が新シーズンへ向けての抱負を語った。昨季途中に加入し、シーズン後にFAとなっていたダルビッシュ有投手はカブスへの入団が決定。ただ、指揮官先発投手陣について「層が厚い」と自信を漂わせた。

 ドジャース指揮官となって3年目を迎えたロバーツ監督。昨年はワールドシリーズ第7戦で敗れ、頂点にあと1歩届かなかっただけに、世界一への思いは強い。「全員が新しいシーズンを迎えることを喜んでいる。去年も良くなかったのは最後の試合だけだった。それ以外は全員いい仕事をしたと思うし、ほぼ変わらないメンバーで臨むことになる。各ポジションで新しい競争もあるが、とても集中しているグループであることは間違いない」。選手たちに絶大な信頼を寄せている。

 FA市場NO1評価を受けていたダルビッシュの争奪戦は、2年連続でドジャースリーグ優勝決定シリーズで対戦しているカブスが勝利する形となった。ドジャースも最後まで候補に残っていたが、贅沢税を回避することを優先するために、条件を上げることができなかったと見られている。ただ、指揮官は「先発投手メジャーの中でも、とても層が厚い」と自信を見せる。

「(クレイトン)カーショー、リッチ・ヒル、ケンタマエダ、ヒュンジン・リュウ、そしてフリオ・ウリアスが戻ってきて、ウォーカー・ビューラー、ロス・ストリップリングブロックス・スチュアートなどなど、競争が多い。野球では新しいシーズンになる度にメンバーがガラッと変わることがあるが、幸い昨オフにジャンセン、ターナー、ヒルを戻すことができたことが大きく、とても競争心の高いグループを保つことができている」

 ダルビッシュがいなくても、再びワールドシリーズまで進み、そして今度こそ頂点に立つ力はある。そう見ているようだ。昨年のポストシーズンリリーバーとして活躍し、今季は開幕から先発に戻る前田への期待も大きい。

「引き続き高いレベルでのピッチングをしてくれると思う。リリーフで登板した時に、自信がついたように感じた。彼は自分が何ができるかを理解して高いレベルでの登板ができた。(投手コーチの)リックハニーカットは、自身が選手の時にブルペンへ移動したことによってルーティンが変わったと言っていた。より準備がしやすくなったと。ケンタの場合もルーティンの違いを経験することによって、より先発する際に良い影響があるはずだ」

 前田は間違いなく今季のキーマンの一人となる。30年ぶりの世界一へ、ドジャースが再び挑む。(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

ドジャースのデイブ・ロバーツ監督【写真:盆子原浩二】