GM監督が見守る中で33スイングを披露

 日本ハムからエンゼルスに移籍した大谷翔平投手が14日(日本時間15日)、アリゾナ州テンピでキャンプインした。途中からあいにくの模様となったが、エンゼルスカラージャージを身にまとった大谷は終始大きな笑顔。充実の1日を終えた後で記者会見に臨むと「自然に入れたかなと思う。新しいユニホームを着て身が引き締まる思いもあります」と話した。

 いよいよスタートだ。MLB労使協定の規定により、マイナー契約しか結べなかった大谷だが、招待選手としてメジャーキャンプに参加。もっともエップラーGM、ソーシア監督をはじめ首は、すでに重なメジャーとして計算しており、事実上のメジャーリーガ大谷が始動した。ミーティングを終えた後、ウォーミングアップが行われるグラウンドに談笑しながら移動。ウォーミングアップでは軽快な動きを見せた。

 キャッチボールの相手は、ドミニカ共和出身のフェリックス・ペーニャ。日合わせて約150人の報道、そして“二刀流スターを一見ようと集まった数多くのファンが見守る中、丁寧に約15分間ストレートを中心に投げた。ノックなど一通りの練習を終えると、投手クラブハウスへ引き上げたが、大谷は残ってダッシュ。一緒にフリー打撃を行うキャッチャーを待つ間は、ケージの中でトスバッティングをしながら体をほぐした。

 フリー打撃が始まると、エップラーGMやソーシア監督ら球団首が10人以上見守る中、快音をかせた。33スイングのうち柵越え7本、安打性の打球が20本という好調ぶりを発揮。最長は推定125メートルの中越え弾で、これにはソーシア監督が思わず感嘆のをもらしたほどだった。

 この様子を頼もしそうに見守っていたのが、フリー打撃が始まる頃に突如練習見学に訪れた日本ハム栗山英樹監督だった。「来るつもりはなかったんだけど」とメジャー世界に飛び込んでも物怖じすることなく、伸び伸びとプレーする姿に大きくうなずいた。

 新旧の監督に見守られながらスタートしたキャンプ。試行錯誤を繰り返しながら、二刀流実現に向けて歩み続ける。(Full-Count編集部)

記者会見での大谷翔平【写真:西山和明】