目まぐるしい進化を遂げている人工知能・AIやロボットに関して、14日放送『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)でマツコ・デラックス(45)と有吉弘行(43)が熱弁。視聴者の共感を呼んでいる。

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■マツコ・有吉の持論とは…

2045年には「人工知能が人間の知能を超える」との予測が発表、「ノンストップで進むAIやロボットの発達が怖い」投稿を受け、2人は持論を展開した。

有吉は「早くロボットに支配されたい。全部指示して欲しい」と本音を明かすと、マツコは「ドMの極み」と笑いながらも、「今の状況で考えたら恐怖かもしれないが、変わっていく流れで2045年にたどり着く、今ここで騒いでもしょうがない」と断言。

「人間は何もやらなくなる。俺は構わない、未来への恐れはない」と有吉。マツコも「いいじゃない、人口も減って国の存続がどうこうって言ってるんだから」と2人とも進化を受け入れる姿勢を見せた。

■人間とロボットの未来

さらに2人は、「ロボットのメンテナンスや開発」も全てロボットが担うようになり、「人間はいなくなる。その方が地球にはいいんじゃない」と未来を想像。

「私たちのせいで地球が(環境破壊され)こんなになっちゃったんだから、移住するならするよ。そろそろ『ありがとうございました』と返すべき」など別の星への移住も受け入れ、「破滅へ向かわないよう、うまくAIと人間が融合するのが生き残る道」と語った。

さらに話は広がり、2045年にAIやロボットによって人類が滅亡すると仮定した上で、「環境破壊もしないし、未来はロボットが上手くやってくれる」と地球を託す結論に至った。

■視聴者は共感多数

まるでSF映画のような、しかし全てをフィクションと断言できない2人の考えに、視聴者も共感を見せている。

■過半数が「AIの発達した未来が怖い」

しらべぇ編集部で全国20~60代の男女1,342名を対象に調査したところ、過半数が「AIの発達した未来は怖い」と回答した。

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オックスフォード大学は「47%の職業が人工知能に奪われる」という研究結果を発表している。

人間の生活を豊かに、より便利にするために開発されてきたAIやロボット。しかし、想像をはるかに超え、加速度的に進化するそれらに恐怖を覚えるのも仕方ないのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ イラスト/ミキシマ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代の男女1,342名(有効回答数)

「ロボットに支配されたい」 マツコ・有吉の「人工知能・AIの進化」論に視聴者共感