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政府は2日、平昌五輪フィギュアスケート男子で優勝し、2大会連続で金メダルを獲得した羽生結弦選手(23)に国民栄誉賞を授与する方針を固めていることが報じられた。

■「感動と勇気をもらえた」と称賛

国民栄誉賞の受賞は個人では26人目で、史上最年少での受賞となる。フィギュア選手からも初となるが、男子で66年ぶりとなる五輪連覇を達成したことや、ケガを乗り越えて平昌五輪で結果を残したことなどが理由といわれている。

報道を受け、ネット上では「おめでとう!」「まだ若いのにスゴイ!」と称賛する声が数多く寄せられた。

■「まだ若すぎる」「価値が下がる」と厳しい声も

称賛の声が相次ぐ中、一方では「まだ早い」「本人のためにならない」と批判の声も。まだ現役選手であることや、23歳と年齢的にも若いことから授与すべきないと心配する意見もみられた。

中には、国民栄誉賞そのものの価値が下がるとの声も寄せられている。

■フィギュアスケートの人気は…

しらべぇ編集部では、全国20~60代の男女1,381名を対象に「冬のスポーツ観戦で好きな競技」を複数回答で調査した。

その結果、1位は「フィギュアスケート」。4人に1人以上に人気があり、女性は全年代で1位となった。

(©ニュースサイトしらべぇ

多くの人から支持されているフィギュアスケートだが、羽生選手が与えた影響もかなり大きいだろう。

国民栄誉賞の授与に賛否が相次いでいるが、羽生選手が偉業を成し遂げたことに変わりはない。有識者による意見を聞いたうえで授与の正式決定するようだが、はたして…。

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(文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん

羽生結弦選手、国民栄誉賞へ 一部で「まだ早い」「価値が下がる」と批判も