既にアニメファンの方なら、ご存知かもしれないのですが、この「魔法少女まどか☆マギカMBS 25:25放送)」というアニメ、既に現在7話まで放送されています。

実は記者自身ノーマークだったのですが、ジワジワと人気を上げ今期NO1になるのでは? とすら思い始めています(ファンの方私がバカでした!)。はじめてタイトルと絵を見たときに「よくある萌え系魔法少女の話かな?」と思い、さらにあらすじを見ても「中学2年生の主役 まどか とその親友や知人が魔法少女となって魔女を倒す」というごく普通のストーリーに、もしかして子供向けアニメかなとすら思ってしまいました。でも、全然、違います。超面白いです。もしかするとこれから“魔法少女”という羊の皮を被った人間の本性や汚い世界の部分がドロドロと表現されるんではないかと期待すらしています。

実際、『Amazon』でのDVD/ブルーレイ版の評価は2011/2/18現在で、★5つが圧倒的に多くなっています。

レビュー引用>
・「大丈夫、こっちへおいでよ。たのしいよ?」と誘うかのごとく、本当は怖いグリム童話といったところでしょうか。 (5★)
魔法少女というジャンルは個人的に全くのスルーだったのですが、(中略)今季に始まったアニメの中で一番気になってます。 (5★)
・安易な奇跡や突然の天恵などそう都合よく転がっていないし、そんなものを指をくわえて待っているわけにはいかない、泥まみれになっても、這い蹲って今ある現実に闘いを仕掛けなくてはならないという痛烈なメッセージをこの作品は発しているのでしょうか。(5★)
パッケージにだまされ微妙に後味の悪い不快な気分を叩き込まれ「俺が期待してたのはこんなんじゃなかったのに」と頭を抱えるはめになる。(1★)
可愛いキャラデザだったので正月に姪っ子に勧めました。 本日、録画した番組をみた姪っ子が怯えて塞ぎ込んでいるという怒りの電話が姉と母からありました。 (1★)

以下、ネタバレにならないように注意しながら記者の思う本作品の魅力を書きます。

ポイント1:いつまでたっても主人公魔法少女にならない!

過去のセオリーでは 「変身モノ」は、第1話終盤~第2話で主役は変身できるようになりますが、第7話である現時点でも、主人公魔法少女になっていません。このカードをどこで切るのか期待ですし、これで、賛否がわかれるような気もします。

ポイント2:現代の大人社会を子供社会に置き換えて表現している

魔法少女になると命の危険を冒して魔女と戦う代わりにキュゥべえドラえもん的立ち位置)という生き物に、1つだけ奇跡を叶えてもらえます。しかし、そんな甘い話じゃないんです……。その一部のあるシーンのおおよその台詞を引用します。

魔法少女「どうしてそんな重要なことを教えてくれなかったのよ!」

キュゥべえ「(冷静に)聞かれなかったから答えなかっただけだよ。」

視聴者には「ええええ!そんなひどいい!」って思う人もいたと思います。あくまで「キュゥべえ」は、営業マンなのですね。でも、これって、みなさんの社会で、上司や友人、先生、取引先、男女関係、最悪な場合、金融商品の契約などで一度くらい体験したことがあるんじゃないでしょうか?

(こういうことを初めて経験した時には、すごく落ち込み、人間不信になりますよね)もう、作品の中のやりとりがそのまんま現代社会なんですよね。

ポイント3:友情や恋愛要素が追い討ちをかける(だろう)

友情や恋愛要素もちりばめられていますがこれも、あくまでハッピーエンドフラグは何一つたっていません。一人の少女は対価として好意を持つ男性の願いを叶え、魔法少女になります。しかし、相手がその少女に好意を持っているかどうかもわからないまま若さゆえの思い込みで、命の危険を代償に、その男の子に“奇跡”をささげてしまうのです。さらに、追い討ちをかけて恋のライバルも登場……。当然、男の子は、そんなこと知りもしませんし、彼がどの女性と恋仲になろうと別に良いわけです。

ファンの方からしたら、「もっとあるだろ!」と思われるでしょうけどこれ以上書くとネタバレになりますので気になる方は今後発売になるDVDを買って見ていただくか公式サイトには、あらすじも公開されているので見逃した方は是非、こちらで追いついてください。

※写真は『魔法少女まどか☆マギカ』公式サイトのスクリーンショットです。

※筆者:うどよしさん:書道家。とめはね等の少ない書大衆書道を広めています。ペンで書くときにとめ・はね・はらい、しないんだから、筆で書くときにも同じようにしたらいいでしょうといいながらワークショップや教室運営で生きています。