サウスロンドンシーンの最重要キーボード奏者及びコンポーザー兼プロデューサーであるジョー・アーモン・ジョーンズJoe Armon-Jones)デビューアルバムStarting Today』が登場した。今回の発表に合わせてアルバムオープニングを飾るタイトルトラック開された。 Joe Armon-Jones - Starting Today
アフリカンやカリビアン系人の多い南ロンドンジャズシーンにあって、ジョー・アーモン・ジョーンズは異色とも言えるミュージシャン。しかし、人さながらのグルーヴとフィーリングを有し、アフロジャズファンクバンドのエズラ・コレクティヴの一員として活躍。ファロア・モンチやアタ・カクツアーサポートも務めている。2017年はエズラ・コレクティヴでサン・ラーの「Space Is The Place」のカヴァーを含むEP『Juan Pablo: The Philosopher』をリリースする一方、DJトラックメイカーにしてベースも操るマックスウェル・オーウィンと組んでEP『Idiom』をリリースアコースティックエレクトロニックを自在に行き来するジャズとディープ・ハウスの中間的な作品集で、Boiler Roomでのライブも好評を博する。『Idiom』には女性版カマシワシントンとも言うべきサックス奏者のヌビア・ガルシアギルスコット・ヘロンキングクルールが出会ったようなギタリストシンガーソングライターオスカージェロームも参加しており、ジャズミュージシャンでありながらクラブサウンドエレクトロニック・ミュージックにも通じるジョー・アーモン・ジョーンズの姿を映し出す作品集となった。 前述の『We Out Here』にも、自身の作品やエズラ・コレクティヴで参加したジョー・アーモン・ジョーンズが、満を持して発表する『Starting Today』には、現在の南ロンドンジャズシーンの最高のメンバーが集結する。『Idiom』に続いてヌビア・ガルシアオスカージェロームマックスウェル・オーウィン、エズラ・コレクティヴのトランペット奏者のディラン・ジョーンズに加え、ザラ・マクファレンプロデューサーとしても活躍する天才ドラマーのモーゼス・ボイド、オスカーと共にアフロビートバンドココロコ演奏するベーシストのムタレ・チャシらも参加。女性シンガーソングライターのエゴ・エラメイラスタファリ系ポエトリー・シンガーのラス・アシバーらもフィーチャーされる。 『Starting Today』にはジャズアフロレゲエダブソウルファンクハウステクノヒップホップ、ブロークンビーツなど、ジョー・アーモン・ジョーンズが吸収した様々な音楽エッセンスが詰まっていると共に、それは折衷的で雑食的なロンドンストリートサウンドを示している。インナーゾーンオーケストラテクノジャズとロニー・リストン・スミスアフロスピリチュアルジャズファンクを繋ぐような高揚感溢れる表題曲に始まり、メロウなAOR〜アーバン・ソウルの「Almost Went Too Far」はサンダーキャットにも対抗するようなサウンド。スペイシーエフェクトが効いたダブ・ミーツ・ジャズの“Mollison Dub”、サン・ラーのコズミック・ジャズバックオスカージェロームファンクレゲエ・フィーリングミックスさせて歌う“London’s Face”は、ジャマイカンやアフリカ移民の多いUKらしさを徴する作品。“Ragify”はJディラを咀嚼したようなヒップホップ調のビートを持ち、ロバート・グラスパーやクリス・デイヴらUS勢に対するUKからのアンサーと言えるナンバーだ。 南ロンドンジャズシーン最重要アーティストジョー・アーモン・ジョーンズデビューアルバムStarting Today』は、日本先行で4月27日)にリリース内盤CDには、ボーナストラックとして、ジャイルス・ピーターソンが手がけたコンピレーション『We Out Here』に提供された“Go See”が追加収録。iTunesアルバムを予約すると、開されたタイトルトラックがいちダウンロードできる。

RELEASE INFORMATION

Starting Today

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edit by QeticRyosuke Suzuki

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