チューニング系のSNSをいろいろ見ていると、なんだか最近、日本でも海外でもグラチャン族っぽいクルマを楽しんでいる方が増えている……ような気がします。というか、一部ではまったくれていない世界、ということなのでしょうか!?

グラチャン族とは、グラチャン富士グランドチャンピオンレース星野一義さん、長谷さん、松本恵二さん、高橋さんなどなど、当時のトップレーサーたちにより繰り広げられていたレースマシンを、マイカーへ自由に表現したクルマするストリートファイターのこと。

グラチャンレース開催の週末、富士スピードウェイ(以下FISCO)に向かうすがら&FISCO内パーキングは、自慢の「ナンチャッテ・グラチャン仕様」を並べてお祭りです! ヤンチャが過ぎて社会問題にもなりましたが、熱かったことは間違いないですよね。

ということで、懐かしの……いやいや、いまだ人気のグラチャン族、その全盛期ったストリートファイターたちをプレイバックしてみましょう!

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燃えよ、ストリートファイター! グラチャンはストリートレーサーの祭典だ!

ホットだぜ! オレの燃えるアメリカンZ
フェアレディZ/千葉県・A.Mクン

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なんてハデなZなんだ! バーフェンからサイドスカートへかけての流れるようなライン。チンスポからリヤまで一貫して丸みを出した手法は、もちろんパテ埋め。リヤエンドもまぁるーくまとめられ、ケンリスカGのワンテールをパテ埋めしてある。リヤゲートRX-7用のものを加工して取り付け、それらしい雰囲気。

ググッと惹きつけるファンシータッチは、すべてこの塗装が原因。アストロフレーク・アメリカ塗装と呼ばれるこの方法は、細かい金属のツブをペイントに混ぜ、表面がザラつくことなくギラギラくもの。アメリカショーモデルチョッパーやホットロッドに昔から使われているものです。オールペンだけで35万円! 注度も抜群だ。

ノーズの先端には星条旗が描かれ、そのストライプが後方にいくにつれて炎に変わるといった、凝ったペイントにはただ脱帽。中身も3Lフルチューンにコニ・ショックダンロップレーシングタイヤを履く。内外ともに充実したマシンだ。

オバフェン付けたらこうなった
クレスタ・ターボ/埼玉県・M.Sクン

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グレーシルバーメタリック57年式クレスタ・4ドアハードトップが、バーフェンつけて2ドアになった。なんのこっちゃ。もとはといえば、アダルトサルーンカー。それに自作のチンスポ、リヤウイング、さらにRX-3用ワークスバーフェンを付けたら、こうなった。

足まわりには、スピードスターホイールのスターフォーミュラF10J/R11Jにヨコハマアドバンレーシング205/225だ。

しかし、このクルマは2プラス2ならぬ5マイナス3シーターになって、ちょっともったいない気もするが、まぁいいか。リヤシートがラゲッジスペースになったついでに、フロントシートはバケットになった。ウッドのステアリングホイールはモモインディ。マフラーは自サイドマフラー。左タイヤだけ温まってく減るんじゃないかなぁ?

オバフェン処理のきれいな元4ドア
セドリックターボ・ブロアム/千葉県・M.Sクン

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55年式のこのセドリック、元はといえばおとなしくシックなアダルトカー。それが、見事なほどに改造され、人を引くこと受けあい。

RX-3用のワークスを流用したバーフェン、430用のフロントスポイラーはどちらもキレイにパテ埋め。スカイラインRS用のリヤスポイラーに純正4302800ブロアム用バンパーを前後装着、サイドにもプロテクションモールが回る。ライトマスクも430用純正。

エンジンもスゴイ! 2.6Lにボアアップされ、68度のハイカムにレーシングピストン、そしてうまくマッチングした燃料インジェクションにターボ用のエアクリーナー。すべてがコンピューターチューン。プラグコードアクセルイエローコードを使用。

これに合わせて、ショックチューンアップ。F/Rともにカヤバの強化サスに、スプリングも強化。ホイールはスターフォーミュラ製のメッシュで、F10J/R11J。これにブリヂストンレイン

しかし、なんといってもこのホイールをカバーしているオーバーフェンダーはスゴイ。RX-3用を430に付け、パテ埋めしてこんなにキレイラインを出した例は他にない!

さわやかさんのRX-7
RX-7・GT/茨城県・Y.Kクン

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数あるRX-7でも、これはキレイに仕上がっております。ま、改造というとどこかグロテスクさが未完成のままチラッと顔を出すのが多い中で、キラリる。

55年式のサバンナベースに、チンスポ、リヤスポを加え、バーフェンはフェアレディZ用を流用。バーフェンのホイールアーチもタイヤ&ホイールとよくマッチして、横から見てもしっくりいく。サスペンションはフロントにコニ・ショック、リヤにカヤバ8段調整レースショックが入っている。室内は、4点式のロールバーにTRD純正のバケットシートが入り、ここに座ってスリッパを履き、ヒール&トゥをするそうだ。に鮮やかなマリンブルーのストライプ。バーフェン&スポイラー関係もブルー色の使い方だけで、大成功の1台。

やったね、ピストンもターボ用だぜ
セドリックSGLE-F/千葉県・N.Kクン

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52年式のセドリック。外観もさることながら、ボンネットの下はまるでの皮をかぶったといった感じ。L28に載せ換え、68度のハイカムに強化バルブ、バルブスプリングが入っている。さらに、クランクシャフトやコンロッドにも手を入れているそうだ。ターボチャージャーHKS製、ターボ用のピストンも入っている。これだけの高回転マシンを着実に点火させるためには、やはりCDIが必要。また、ターボの発する熱を処理するために、オイルクーラーを付加しているのも賢明。

外観の変更点は、ケンメリ用のチンスポ、セリカ用のワークスバーフェン、なんとマツダポーターキャブ用のワンテールに、セリカLB用のエアダクト、RX-7用のリヤスポをキレイにパテ埋めして装着。ボディカラーは、ワーゲンシルバーレインボーラメが入っている。足まわりは、ショックカヤバ、F/R共に強化品だそうだ。

オリジナルL28を3Lにボアアップ
セドリック330/千葉県・H.Aクン

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現行モデル82年の)にべ、より丸みがあった52年式2ドアセドリック。例にもれず、ボディの内外ともにかなり手が入れられている。オリジナルL28は3Lにボアアップ、強化バルブにハイカムが組み込まれ、ポートもピカピカに研磨されている。キャブは44φソレックス3連装、CDIとイエローコードにより点火される。

足まわりはH130の強化スプリングを前後に入れ、モンローのコンプレッサー付きエアショック装備。ホイールはスターフォーミュラメッシュに、タイヤはポテンザレーシング240/265だ。

外装はケンメリ用フロントチンスポ&リヤウイングRX-3用のワークス仕様バーフェンはリベット止め、ボンネット上のエアダクトはアメ車用。フロントマスクトドメをさしているのは、なんといっても黄色オイルラインで引っぱってきたオイルクーラー。のボディに、バーフェンとエアダクトがブルーメタリック、シャレたツートーンです。

拍手パチパチ、精悍なマスクです
スカイラインGT/神奈川県・N.Sクン

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改造ベースとしてはとてもポピュラースカイライン、通称ハコスカ。コイツは47年式で迫ある改造がなされている。チンスポにリヤスポ、フェンダーは手で叩き出し、さらに前後フェンダー間にはサイドステップがシルバーいている。

なんといってもこのクルマの売り物は、その精悍なマスクにある。ノーマルグリルとFバンパーは外され、中からパイプで引っってきているオイルクーラーが前面でドーンと威っているんだから。両端の4ヘッドライトにはカバーがかけられ、の地にスカイライン文字が浮かび上がっている。

中身のほうも、これまた充実。2.6L直6エンジンに、ソレックスキャブとタコ足&大径エキゾーストパイプを備え、フライホイール軽量化。あり余るパワーを確実に伝えるために、クラッチまで強化してあるのだ。

怪物ダブルズィを、さらにモンスター化
ジェミニZZ/R/茨城県・S.Oクン

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この手のクルマの中ではしい、ラリーベースカーの登場。このZZノーマルでもパワーありすぎ、足まわりも固すぎて、シロートさんでは持て余すという代物。外観の変更は、チンスポにリヤスポ、ドアミラーエアインテーククープくらい。エンジン関係は、タコ足に50φストレートマフラーを付けてある。あの固いサスペンションはさらに強化され、KONIのラリーサスが入っているそうだ。

これだけ足まわりが固められると、並のシートではホールドがダメ。ドライバー側にはオートルックのFRPシート、ナビ側はコルビューのGTAである。これらのシートに身体を縛り付けるのが、シュロス製シートベルト。そして、全部を囲うロールバーが入っている。

ハ、ハイオーナーカーのグロリアが・・・
グロリア280E/千葉県・S.Iクン

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56年式のグロリアを、物々しくドレスアップ。チンスポにリヤスポ、そしてオーバーフェンダーワークスセリカからの流用だ。これらを全部ブラックにし、シルバーのボディにアクセントを付けている。足まわりには、加工ホイールが10Jと12J、これにダンロップレーシングを履く。もちろん、サスは強化している。グリルからバンパー下のオイルクーラーまで引っっているオイルラインが迫

これぞハコスカ、ブッチギリ!
スカイライン2000GT/茨城県・Y.Aクン

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オールシルバーで全体的にまとまっているハコスカ。オーバーフェンダーにチンスポイラー、リヤスポイラーを加えた外観はホイールでアクセントをつけてある。スピードスターマークⅡF9.5、R12.5×13でアドバンレーシング205245FRに履く。エンジンは2.6Lのフルチューンだ。サイドアウトマフラー自作でこんなもんはお手のもの。シルバー塗装はよく見るとラメが入っている。改造費は全部で80万円。

ケバケバファンダーがニクイ!
グロリアSGL-E/千葉県・F.Aクン

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51年式のグロリアに、さらにシブ味が加わった感じ。サバンナワークス用のオーバーフェンダーサイドり出させ、ブラックのボディカラーゴールド色を立たせている。エンジン3Lフルチューンで、HKSのターボチャージャーも装着。足まわりはFに強化スプリングを入れ、1巻カットショックはFにカヤバ、Rにガブリエルが入る。その他、ニッサン純正のコンペティション用ステアリングパイオニアカーコンポーネントが室内を飾る。

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あらためて見て、みんなのアイデア溢れる自由な発想、流用にDIY製作には頭が下がります! クルマに対する熱の入れようは、平成の今より熱さと情熱は確実に、昭和のグラチャン族さんたちのほうが勝っているように感じませんか?

OPTION 1982年11月臨時増刊号より]

(Play Back The OPTION by 永やすの)

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ブーム再び? 懐かしのグラチャン族はイキがよくてアツかった!【OPTION 1982年11月臨時増刊号より】(http://clicccar.com/2018/03/11/567490/)