現在VRは人の五感のうち、視覚に焦点を当てているものが多く存在します。そのため、VR環境を構築するためのVRヘッドセットが広く世の中では使用されています。

マイクロソフトリサーチ社は、視覚障者でもVRコンテンツを体験できるようなコントローラーの研究に取り組んでいます。



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触覚フィードバックを持つ杖「Canetroller」

マイクロソフトリサーチが研究している「Canetroller」と呼ばれるシステムは、VRコンテンツに応じてコントローラーが振動、触覚を提示します。その結果、まるで視覚障者が用いるのように、VR内のどこにどのようなものがあるのかを提示することが可になります。

本論文の著者は、「現在VRビジュアルのフィードバックであり、視覚障者に対しては体験しにくいものになっている」と論文中で述べています。

https://www.youtube.com/watch?v=Q1jHXxUBJ8o

システムではVRヘッドセットHTC Vive」を使用しており、頭の動きをトラキングしていますが、VRヘッドセットには映像が表示されていません。そしてベルトとが一体化したような「Canetroller」を装着します。体験者は物体の位置をトラキングする「Viveトラカー」が装着されたを持つことで、VR環境における質感の違いを感じることができます。また、や垂直に仮想のオブジェクトが当たった際は、がそれ以上動かないようにブレーキをかけることもできます。

今のところ、再現できるVR環境や提示するフィードバックゴミ箱テーブルといったごく簡単なものとなっています。しかし、このような一般的なシーンでも、視覚障者にとっては現実世界の効果を作り出すのに役に立ちます。

また、ある体験者の感想によると音も間を把握する上で重要であることが示されています。

現実世界ではによって音が遮られ、がどこにあるのかなんとなく分かりますし、どちらにせよ音はによって遮断されます。しかし、VRではそのようには感じませんでした」

課題はありますが、最終的に室内のコンテンツでは9人の体験者の内8人が部屋を上手く移動でき、6人は室外のコンテンツでも問題なく移動できたとのこと。視覚障者もVRを体験できる方法として、研究の今後に注が集まります。

(参考)
VRScout英語) The Next Web英語

MoguraVRVRScoutとパートナーシップを結んでいます。