松本くないですか?サイクルが。どうしたフジテレビコンテンツいのか?」

チェアマンのフジテレビいじりから幕を開けた『IPPONグランプリ』(フジテレビ系列)。確かに昨年12月放送の第18回から4ヶであるが、大喜利頂上決戦く観られるのは素直に嬉しい。今回の初出場は、木下行(TKO)と生(ミキ)。大悟(千鳥)が5年ぶりに出場し、優勝経験者5人が迎え撃つ。の王者となるのは一体なのか?

Aブロックセンス vs ナンセンス
Aブロックの回答者は堀内健ネプチューン)、中岡創一(ロッチ)、博多大吉博多華丸・大吉)、大悟(千鳥)、木下行(TKO)。4月から『あさイチ』の会者に決まった博多大吉、「お台場よりNHKを意識して」と主婦層に向けてアピール

振り返れば第1問から第4問まで、ずっと博多大吉と大悟がトップタイで争う展開だった。二人の回答を並べてみると、全く逆の流であることが際立つ。例えば、第2問「『1m2cm』これ何の長さ?」で、二人がIPPONを取った回答はこうだ。

博多大吉
日本豆腐協会が毎年10月2日 ベストトーフニストに贈る豆腐トロフィーの全長、豆腐だけに102cm
吉田沙保里谷亮子が安全にすれ違える距離限界
・3歩進んで2歩下がったときの前寺清子さんの幸せ歩幅

【大悟】
殿様献上オオウナギ
・昔のゑ
セックス中 離れても、まぁ……

少ない手数で着実に点を取る博多大吉と、ホームラン三振という振れ幅を手数の多さでカバーする大悟。まさにセンスvsナンセンスの戦い。第3問で大悟が0点を取ってしまうハプニングもありながらも、迎えた第4問は「『おしりvsおっぱい』の討論会が決着。決め手となった意見とは?」

NHKを意識していた大吉先生が、ここに来ておっぱいおしりに挟まれてしまう。元々下ネタを苦手にしていることもあり、直接おっぱいおしりをイジりにいかない。

・「まだそんなこと言ってるんですか?」と大谷翔平にたしなめられた
店員さんの「そろそろラストオーダーですけど」の一言でなんとなくおっぱい
・「喉が渇いた時はおっぱい、おが減った時はおしり、どちらでもい時こそ彼女をの全てを愛してください」という金八先生のスピーチ

一方大悟は「給所にあったらおっぱいとるやろ」「何年も前はおっぱいって『山美(やまびしん)』って言ってたんです」「おっぱいはいいよなぁ〜」と、本人も意識のうちに全ておっぱいで回答。9本で並んだ大悟&大吉がサドンデスへ。お題は「絶対出たくない番組を教えてください」

あさイチからのバイキング博多大吉
・けん志村ぬらない話(大悟)

博多大吉うっかりバイキングDisになったことに大慌て。実際の番組名を出すとが立つし、スカシすぎても面くない。突破口を開いたのは大悟だった。

「ダレノガレの笑(わらい)」

スタジオ観覧ゲストのダレノガレ明美をイジるという手に、チェアマン松本も「それがあったか」と感心。サドンデスを制し、大悟が初の決勝進出へ!

Bブロック:「い・る・わ・け・ないじゃん?
Bブロックの回答者はバカリズム川島明麒麟)、小沢一敬(スピードワゴン)、秋山次(ロバート)、生(ミキ)。昨年のM-1グランプリ博多大吉に審された生が、再び大吉に審されることに。

第2問が終わった段階でバカリズム川島秋山が横一線。第3問は「おちゃん もう恥ずかしいから本当にやめて!」どんな状況?

・おちゃんのことを恥ずかしいと思うの方が、恥ずかしいかもしれないね(小沢
・飛んでるを舌でシャッ!(絵:バカリ)
・行動のひとつひとつが昔すぎる(秋山
を飲む(絵:バカリ)
ライダージャケットばかり着て!近所でなんて言われてるか知ってる?藤岡弘だよ!?川島
・流行ってるのは「そだねー」だよ、ずっと間違えて「んだんだ」言ってる(川島

バカリズムは全て絵、川島は全て(もしくは)からの苦情という回答。バカリズムの「手編みのマフラープレゼントするためにまず手編みの彼氏を作った」という回答には客席から悲鳴があがり、第3問終了後にバカリズムが「本当にいたらどうしようって思うんですかね。い・る・わ・け・ないじゃん?」と客席をたしなめる一幕も。

第4問のカルタお題を終え、バカリズム川島が9本で並びサドンデスへ。お題は「世の中でもっともヌルヌルしていてはダメなものを教えてください」

表面がヌルヌルしている様子を描き「フリップ」と回答した川島。しかし届かない。続いてバカリズム。「スーパーマリオのここ(旗の直前の階段)」の絵回答を決め、見事IPPON!

コメントめられ「ちょっといま泣きそうです」とバカリズム。それもそのはず、バカリズムサドンデス過去10回で2勝8敗。最後の優勝(2011年6月)から7年弱、8回の決勝進出で王座を取り返す。

決勝戦:センスvsナンセンス再び
Aブロックを勝ち上がった大悟と、Bブロックを勝ち上がったバカリズムによる決勝戦。まさにセンスvsナンセンス再び。知性vs野性、クレバーvsクレイジーといった逆のタイプがぶつかりあう。

第1問と第4問は恒例となった「動画アフレコ」。大悟はVRで怖がるおばあちゃんに「短ばあちゃん」、びすゴリラに「わしの名前は石(いしりき)じゃ」と、話の流れを視して裏切り続ける。「石……!」と嘆くノブのが聞こえてきそう。

一方バカリズムは着実に芯を捕らえていく。第1問のVRばあちゃんには、玄関からヨネスケを侵入させてIPPON。第2問『「呪いの入れ歯」はめるとどうなる?』では「保険がきかない」で2本を取る。

大悟も負けていない。第3問は「長い名前を叫んで下さい」普通に考えたら長い名字や名前を考えてしまいそうだが、ここでも大悟は裏切った。

「舟木ぃぃぃぃぃぃぃぃ」

20年前の長野オリンピックだ。まさかの「ぃ」で長く伸ばすアプローチ。この裏切りで1本を返す。Aブロック敗退時に「実はが折れていて……」とオリンピックいじりをしていたホリケンも「笑いと感動がいっぺんに来ましたね」と満足気。

バカリズム2本、大悟1本。第5問は「『ひとくち ちょうだい』くらいのイラッとすること言ってください」。静まりかえるスタジオ。最後に決めたのは、バカリズムが一答で出したこの答えだった。

すみません よくわかりません」

言葉を聞き取ってくれない音アシスタント! 絶妙に共感できる「イラッ」をつかみ、見事IPPON! バカリズム2011年以来、4回の優勝を果たした。17大会連続18回の出場で、絶対王者が帰ってきた!

松本チェアマンも「特に今日バカリズムはスゴかったなぁ〜」と振り返る。それでは最後に一言お願いします!

松本「これでいいのだ!」

以上、IPPONグランプリでした!

井上マサキ

イラスト/まつもとりえこ