3月17日開の映画ちはやふる -結び-』にて、東京都立瑞沢高等学校かるた部の新入部員・博を演じる佐野勇斗。大規模なオーディションを勝ち抜いて得た波は、これまで彼が演じてきた内向的な人物像とはガラっと異なる、挑発的でトガった人物。原作映画共に人気作、映画「上の句」「下の句」ですでに出来上がったチームに加わるなどのプレッシャーも感じながらどう役を作っていったか、M!LKのメンバーとのに満ちたエピソードも交えて明かしてくれました。

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■人気作&人気俳優を前にド緊!不安を払拭してくれたキッカケとは?

――東京都立瑞沢高等学校かるた部の新入部員・博役は、大規模なオーディションを勝ち抜いて得たんですよね。
佐野 オーディションに受かってから『ちはやふる』がとても人気のある作品だということを知って、そこで初めて、事の重大さを認識したんですよ。

――では、人気作でもあり、「上の句」「下の句」とすでに出来上がったチームに加わるプレッシャーは、あとから感じたわけですか。
佐野 そうですね。原作マンガアニメ実写映画に出演させていただくのは今回がほぼ初めてなんですけど、自身、好きなマンガアニメ実写化されるとなったらどう演じてもらえるのかがすごく気になるし。原作マンガアニメファンの方に対して失礼なことは絶対にできないなとか、第一線で活躍されている方たちの中にポンと入って大丈夫かなとか、プレッシャーはすごく大きかったです。嬉しさもありつつ、不安が9割くらいでしたから。

――それほどの不安感、緊感をどう払拭していったのでしょうか。
佐野 クランクインしてから1週間くらいは、気持ち的に先輩方にのまれてしまって。本当の人見知りなのに、自信波としては先輩に対して上からいかなきゃいけないというところで、ものすごく緊もしていたし、気持ち的にはお芝居どころではなかったんですね。でも、広瀬すずさんをはじめ、みなさんがすごく優しくしてくださったり、合宿練習のときに森永希さんにお芝居について相談に乗っていただいたり、小泉監督と1対1でお話しをさせていただいて助言をいただいたり……そうするうちに、少しずつ現場の雰囲気に慣れていって、博という役も掴めていきました。

――そうだったんですね。“かるた経験者ゆえにプライドが高く、先輩たちと衝突することもしばしば”という強気な波は、登場からしてだいぶ鮮広瀬さん演じる千早との手合わせのシーンにおける札の素い取り方からして、波のタダモノじゃない感が滲んでいます。
佐野 あのシーンはまさに初日に撮ったので、めっちゃ緊していたんですけど……そう感じていただけて良かったです。

――広瀬さん、野村周平さん、新田真剣さんが、新メンバーのかるたの仕上がりに驚いていました。野村さんは、「新メンバーがくじけるところを見たかった!」とおっしゃっていましたが。
佐野 それはとても嬉しいお言葉です!ずっと正座をしているから、かるたダコができたり、アザができたりしつつ。いろいろなかるた動画を観たり、自分の練習風景を撮ってそれを見返したりしながら、クランクインの前にだいぶ集中してかるたの練習をしたんですよ。


吉田仁人のひと言で泣きそうに!?思い悩んだときに救ってくれたのはM!LKメンバー

――佐野さんの場合はM!LKの活動もあるわけで、そういう意味でも大変だったはずです。
佐野 確かに忙しかったとは思うんですけど……大学受験勉強のときの忙しさが地級だったことを思うと(苦笑)、全然大丈夫というか。

――精が強くもあるのでしょうね。
佐野 その精も、受験勉強で鍛えられたんだと思います。

――なお、これまではどちらかという内向的な役を演じることが多かったように思いますが、強気で挑発的な波という役をどう作っていったのでしょうか。
佐野 自身、内向的な性格で自信もないタイプなので、正反対ともいえる波という役を演じるのは正直難しかったんですけど、そんなに、監督が「大きいを出せ」と言ってくれて。とりあえず大きいを出すということを意識したら、部室で先輩に物申すときにもなく言えたんですよ。大きいを出すことで自然と自信が湧いてきて、波という男を演じきることができました。

――そして、波はかるた部一丸となって闘いに挑んでいく中でスタンドプレーよりチームプレーを重んじるようになり、クライマックスシーンでは試合の流れを変えるひと言を放ちますが……佐野さんが局面に立たされたとき、かのひとで気持ちが切り替えられたことはありますか?
佐野 ちょうど『ちはやふる -結び-』の撮影が始まってがいろいろ思い悩んでいるとき、M!LKのライヴが重なったりもして心配してくれていたのか、(吉田仁人が急に「頑れよ」っていうメールをくれて。あのときは、もう泣きそうになりましたね。

――その仁人さんはじめ、先日のインタビューでM!LKのメンバーが「佐野くんはどんなに忙しくてもM!LKが変わらない」と言っていました。
佐野 そんな……だいぶ照れちゃいますけど、そう思ってくれているというのは、すごく嬉しいことで。でも、が変わらずにいられるのは、M!LKメンバーがいてくれているおかげです。

――お互いに強いと信頼感があるんですね、本当に。
佐野 なので、これからも、お芝居もM!LKの活動も大事にしていきたいと思います!

文/江優

©2018映画ちはやふる製作委員会  ©末次由紀講談社

【インタビュー】佐野勇斗『ちはやふる』に新メンバーとして参戦!「プレッシャーはすごく大きかった」