織田哲郎が、満60歳・還を迎えた昨日3月11日に、ファンクラブ限定イベントT’s PARTY】を、東京Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて開催した。

織田哲郎 ライブ写真(全10枚)

 還と言えばクールワインレッドジャケットタイトなパンツ姿で登場した織田哲郎。細身で長身織田によく似合う。自身が還を迎えたことに対して会から質問を受けると、「(今までと)あんまり変わんないよ?」と笑いを交えて答えながら、客席からの温かい拍手にこたえる。サックスの古村敏古が登場し、「ハッピーバースデートゥーユー」のフレーズを吹き始めると、会場全体で合唱となったが、ちょっと恥ずかしそうな客席からの歌に、「こんなんじゃ還になれないよ(笑)!もう一回歌うよー!!」織田をかけると、大合唱となった。

 大合唱がふた回しに入ると、サプライズ・ゲストとして、高橋みなみ合唱に合わせてメロディを口ずさみなが束を抱えて登場。小柄な高橋高身長織田束を手渡す様子に和やかな空気が流れ、会場からはめて大きな拍手が送られた。

 織田哲郎高橋みなみの繋がりは、昨年リリースとなった高橋2nd Single「孤独は傷つかない」を織田哲郎が楽曲提供したところから。それより以前から、織田自身は高橋が初代総監督を務めていたAKB48に楽曲提供をしており、また高橋織田哲郎の曲が大好きと言していたが、昨年ごろまで会う機会がなかった。その後、テレビ番組での共演をきっかけに、連絡先を交換して、高橋高橋バンドメンバー織田とで飲んだこともあるという、なかなか聞けないプライベートなエピソードトークが飛び出した。

 高橋みなみにどういうときに良い曲が書けるのかを聞かれると「仕事してない時の方がポッと浮かんだりするよね」と答える織田高橋提供した曲は、依頼の後とてもくあがったそうで、「一応締切は守ろうとするよね。ただ自分に関しての締切はなかなか守れない。(笑)」とのことだが、「今年は(自分の)アルバム出したいよね!」と宣言した織田に、この記念すべき還イヤーの間にオリジナルアルバムに出会えるのではと期待が広がる。

 続いてのライブコーナーでは、織田哲郎とは1970年代80年代初頭からのバンド仲間メンバーの古村敏古(Sax)/ 北島健二(Gtr)/ 山田わたる(Drs)/ 関 夫(Bass)/ 大谷哲範(Key)というによるスペシャル編成でお届け。織田の長いアーティスト活動の中でもかなり初期のナンバーから、ライブ定番曲まで、ファンに休む暇を与えないライブが展開された。古くからの友人ならではの息の合った演奏に「このメンバーだとすぐ染むよね」と織田リラックスした様子。「かがに入ってるかもしれないけど(笑)、10年後もこのメンバーでやれんだろ?」と、まだまだこれからもミュージシャンとして突っ走っていく織田哲郎の頼もしい発言も聞けた。

 ライブの間、織田含めこの日のメンバーの若いころのスタジオリハーサルをおさえたレア映像が流れていたが、織田自身は少し恥ずかしそうにしながらも、バンド仲間たちと「この顔、生意気そうだねぇ!!かわいくないね(笑)」と笑い合い、会場全体が大いに盛り上がった。

 織田の還イヤーはスタートしたばかり。すでに5月6月にかけてワンマンツアーが決定しており、さらにこの後まだまだファンを楽しませる秘策が待ち構えている様子。新しいオリジナルソングも聴きたいところだ。ボーカリストとして、ギタリストとして、作曲として、プロデューサーとしてと、様々な形で長い年数音楽と深くかかわり続け、今なお勢いは衰えず、むしろさらに新しいことに挑戦し続ける織田哲郎。余裕ある大人の色気もさらに増しながら、少年のような探究心を決して失わないところが、彼が音楽人であり続けることができる所以なのではないだろうか。


ツアー情報
織田哲郎LIVE TOUR 2018 歩けBORN TO BE WILD
2018年5月26日(土) 愛知名古屋ReNY limited
2018年5月27日(日) 東京EX THEATER ROPPONGI
2018年6月3日(日) 大阪・BIG CAT