坂本真綾さんの、約2年ぶりとなるライブツアーALL CLEAR”が開幕した。

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坂本真綾さんは、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」(真希波・マリ・イラストリアス)、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」(ルナマリア・ホーク) 「桜蘭高校ホスト部」(藤岡ハルヒ)、「空の境界」(両儀式)などで知られる人気声優。幼少の頃より洋画/海外ドラマ吹き替えや舞台などでも活躍している。
また、16歳のときに「約束はいらない」(「天空のエスカフローネ題歌)をリリースして以来、歌手活動も積極的に行っており、
菅野よう子さんとのコンビによる楽曲などで多くのヒットを飛ばしている。

今回、3月10日大阪会議場にて幕を開けた「坂本真綾LIVE TOUR 2018“ALL CLEAR”」のライブレポートが到着したので紹介する。

オフシャルレポート】

坂本真綾 LIVE TOUR 2018“ALL CLEAR”初日大阪会議場 メインホール オフシャルレポート

3月10日大阪会議場にて『坂本真綾LIVE TOUR 2018“ALL CLEAR”』が幕を開けた。全ツアーとしては『坂本真綾 LIVE TOUR 2015-2016 FOLLOW ME UP』以来となる約2年ぶり。1月31日リリースされたニューシングルCLEAR」をひっさげ、デビューから既に200曲以上リリースしてきた楽曲の中から新旧織り交ぜたセットリストを披露した。


ちょっぴりエレガントなムードと美しいライティングによる舞台演出が印的だったオープニング。「ツアー初日に駆けつけてくださった大阪の皆さん、ありがとうございます!」と笑顔挨拶した序盤から、久しぶりのツアーの緊感と、それを上回る再会の喜びがステージと客席の熱気を上げていく。先をイメージして作られたというシングルCLEAR」のカップリング曲「レコード」も披露され、まだ少し肌寒いこの季節にぴったりの歌詞世界を洗練されたポップサウンドと柔らかな歌で届けてくれた。

ちなみに今回のバンドメンバーは、河野伸(Key)をバンマスに、佐野康夫Dr)、大神田智(B)、今恒雄(G)、石成正人(G)、稲りん(Cho)、高橋あず美(Cho)と、坂本真綾に縁の深い敏腕ミュージシャンった。彼女の両サイドからふたりのギタリストがツインギター編成ならではの立体的かつ麗なプレイで聴かせてくれるのも、本ツアーのひとつの見どころと言っていいだろう。中盤はアコースティックでしっとりと聴かせながらも、ドラマチックライブが展開していく。

今回は、坂本く「私自身が今、唄いたい曲」を中心に選曲されているのだが(ライブではあまり披露されないレアな曲、懐かしい曲、盛りだくさん!)、約2年ぶりのツアーということで、その間にリリースされた新曲も随所に散りばめられている。特にスマホ向けゲームFate/Grand Order』第2部の題歌として配信され既に人気を集めている「逆光」の初披露では、凄まじい気迫に満ちたサウンド&渾身の歌唱をかせた。澤一葉が作曲を手掛けた難易度の高いメロディの中で、あらゆる感情を発露させながら無我夢中に歌い上げる様は圧巻で、ここにきてまた新しい坂本真綾の魅に触れた気がした。

そんな「逆光」のようなエモーショナルかつディープな楽曲も鋭く表現できる今だからこそ、その対極にあるとも言える「CLEAR」の瑞々しくポップでフレッシュな世界観が、このツアー全体のカラーとして大きく印づけられる。〈透明/何かを達成する〉という意味の言葉をタイトルに冠し、水野良樹いきものがかり)が作曲を手掛けたこの曲も、今回初披露となった。〈がないなら走ってくわ〉というフレーズピュアきを放っており、唄いながらオーディエンスにマイクを向ける場面もあり、このライブやかなハイライトのひとつとなる。

「『ALL CLEAR』というツアータイトルを思いついた時に、スカッと晴れ渡ったとか、停滞していたものがスッと抜けるようなイメージがありました」――ツアー直前にそうっていた通り、この日のライブではや音がキラキラとした透明感を帯びているような美しさを放ち、パフォーマンスにも清々しい熱気を感じた。昨年はゆったりペースで活動し(とはいえ、神社での世界遺産ライブミュージカルダディロング・レッグズ~足ながおじさんより~』の出演など相変わらず多忙だったはずだが)、たっぷりと考える時間を経て心機一転という感覚が今はあるという。そんなエネルギッシュな坂本ライブパフォーマンスは終盤に向かって大技を何度も繰り出すかのごとく客席を盛り上げ、ジェットコースター並みの急展開が訪れるので、これから観に行かれる方は乗り遅れないようくれぐれもご注意を。ちなみにこのパートが終わった後、彼女は息を切らし気味に「楽しい……!」とつぶやいた。きっとお客さんたちも同じ気持ちだったことだろう。

さらにアンコールでは「ツアー初日に来てくださった大阪の皆さんにおみやげがあります!」と新曲「ハロー、ハロー」を初披露する場面も。この曲は彼女自身が作詞作曲を手掛けたもので、TVアニメあまんちゅ!~あどばんす~』のエンディングテーマに決定したことも併せて発表された。「自分で作詞作曲をした曲がタイアップになるのはまだ経験が浅いのでドキドキしました。女子高生スキューバダイビングでがんばる物語なので可さや爽やかさは必要なんですけど、そんな中でも、大人線で聴いても聴けるし、ティーンネイジャー中にいる人が聴いても“私たちのことだわ”と思いながら聴けるようなものをして書きました。例えて言うなら過去の自分から届いたメッセージのようにも読めるし、今の自分が未来に向けて置き手紙するようにも読める、〈ハロハロー〉と呼びかける歌になっています」と、曲に込めた想いをった。ふんわりと柔らかなサウンドに乗った「ハロー、ハロー」は聴く者の心を素直にさせてくれるような優しさがあり、口ずさみやすいキャッチーな仕上がり。唄う前に「にでも覚えられる簡単な音楽なの、私が作ったから(笑)」と言っていたが、サビフレーズに合わせて上下する左手の動きも、客席のみんながたちまち真似している姿も楽しいだった。

「来週からは初の海外演もあります。初めましての人にも楽しんでもらえる、いいセットリストだったよね?」と問いかけると客席から大歓が上がった。そう、今回は3月17日台湾と、3月24日香港における海外演も含むツアー。昔からアジア中から彼女ファンライブのために日本に訪れることも多いだけに、現地でも盛り上がるに違いない。「ALL CLEARツアーならではの澄み渡る新地をステージから届けてくれた初日はとびきりハッピーなムードで終了。

坂本真綾の今もなお、というよりむしろますますフレッシュな存在感と、強さと優しさに満ちた音楽は、この場にいる全ての人の明日の活となったはず。最後に「冒険しつつ、初心に帰りつつ、もっともっと進化していく再始動のツアーにしたい」とこれからの決意も口にした。4月1日ツアー最終日に向けて、そしてその先の未来へと向かって、爽快な離陸感だった。

Text:上野


ライブ情報
坂本真綾 LIVE TOUR 2018 “ALL CLEAR
・3/17(土) TICC(台北会議場)  開場:18:00 開演:19:00
・3/24(土) 香港Asia World Expo Runway11  開場:18:00 開演:19:30
・3/31(土) NHKホール 開場:17:00 開演:18:00
・4/01(日) NHKホール 開場:15:00 開演:16:00
チケット前売7,000円(消費税込) ※未就学児童のご入場は出来ません。

 

【商品情報
■「CLEAR
・発売中
・価格:1,300円(税別)
・発売:フライングドッグ
・販売:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント

<収録曲>
1.CLEAR (TVアニメーションカードキャプターさくら クリアカード編オープニングテーマ)
作詞坂本真綾 作曲水野良樹 編曲河野
2.レコード
作詞坂本真綾 作曲堂島孝平 編曲矢野博康
3.プラチナacoustic live ver.~ (2017年6月4日 広島神社にて収録)
作詞岩里祐穂 作曲菅野よう子 編曲河野
4.CLEAR -Instrumental-    5.レコード-Instrumental-


【配信情報
スマートフォン向けゲームFate/Grand Order」第2部題歌「逆光
作詞坂本真綾作曲澤一葉
編曲澤一葉・江口ストリングス編曲澤一葉・江口石塚
ANiuTaにて、独占先行配信中!!


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坂本真綾、約2年ぶり、新旧織り交ぜた楽曲を披露するライブツアー“ALL CLEAR”が開幕!