自動車検査登録情報協会によれば、2017年11月末時点の日本の自動車保有台数は8192万2114台だった。これは世界3位の水準だが、自動車保有台数に比べて日本の交通事故発生件数は比較的少なく、交通事故によって死亡する人の数も減少傾向にある。

 警視庁によれば、17年の交通事故死者数は3694人で過去最少となった。中国の自動車保有台数は日本を上回っているが、交通事故で死亡する人の数は年間20万人を上回るという統計もある。人口が多いとはいえ、中国では交通事故も事故によって死亡する人の数も圧倒的に多いのが現状で、これは車や人が多いことが理由ではなく、交通ルールを守らないドライバー歩行者が多いことが大きな理由だろう。

 中国メディアの騰訊はこのほど、日本の一般道を走る車に搭載されたドライブレコーダーで撮影した動画を掲載し、「この動画を見れば、日本でなぜ交通事故が少ないかがよく分かる」と伝える記事を掲載した。

 動画では、日本の人口当たりの交通事故死者数は世界的に見ても少ない水準にあると伝え、それは交通法規の厳格な施行や運転手の法律遵守など、複数の要因によって成り立っていると紹介。たとえば、日本は歩行者が優先される社会だが、日本では車が交差点に差し掛かった時は車が徐行する必要があると指摘しつつ、日本では運転免許を取得するためには技能試験だけでなく、教科試験もあることを指摘し、それゆえ、日本のドライバーは交通法規をよく理解していると紹介、それゆえ多くのドライバーが自発的に徐行すると紹介した。

 さらに、歩行者よりも車が優先され、歩行者に道を譲ろうとしないドライバーが多い中国とは大違いであることを強調しつつ、日本であればどこでも見られるようなごく一般的な交通状況をドライブレコーダーの映像で紹介。無理な割り込みや追い越しはまったく見られず、また急な進路変更もないことを紹介したうえで、日本では誰もが交通ルールを守りつつ、川の水が流れるようにスムーズに車が流れていると紹介し、日本の秩序ある交通事情を目の当たりにすると「中国人としては自分たちの交通事情が恥ずかしく思えてくる」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

日本の秩序ある交通事情、中国と比べると「中国人は赤面せざるを得ない」=中国メディア