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日本リトルシニア中学硬式野球協会関東連盟が、3月10日の開幕式で始球式を行ったタレント稲村亜美に球児たちが一斉に殺到し、数名が怪我をしたという騒動について謝罪をした。

12日に同連名の公式サイトには『3月10日開幕式始球式での出来事について』という謝罪文が掲載された。

《去る3月10日の開幕式で稲村亜美さんを迎えて行った始球式の投球終了後、選手が稲村亜美さんを取り囲むという出来事がおきました。選手数名が怪我をするという事態にもなり、我々役員の事前検討が充分でなく関係する皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。お忙しいところ折角来ていただいた、本連盟の卒団生である稲村亜美さんや所属事務所の皆様に多大なご迷惑をおかけし、心よりお詫びを申し上げる次第です。選手が整列していた場所を離れ、あのように稲村亜美さん目指して殺到した行為は、決してあってはならないことだと考えています。今回の行為についてその場にいた選手には、チームを通じて猛省を促すとともに、今後このようなことが起きないよう役員一同指導者、選手の教育を続けてまいります。》

SNSには映像が投稿されており、集団心理の働いた球児たちが稲村に殺到して将棋倒しのようになった様子が拡散された。しかし、関連投稿には稲村が批判されるようなものもあった。

中学生を惑わす色香があるかどうか宣伝したいのか》
《よほど自信があるんだろうな》
あんたが怪我させたに等しいだろう》
タレントとして、警備をきちんと配備しない稲村が悪い》

 

稲村亜美「始球式騒動」で本当に謝罪すべきなのは…

稲村は「大丈夫」とコメントしたが…

稲村は10日に自身のツイッターへ次のように投稿している。

その後、13日には所属芸能事務所ホームページ上に次のような説明文が掲載された。

《この度、シニアリトルリーグ始球式について、映像をご覧になった方々から想像以上の反響が届いており驚いております。
ご心配の声を有難くお受けする一方、事実と異なる情報も飛び交っており、困惑もしております。

選手たちが私のもとに駆け寄り握手を求めて来たところに、参加選手の大半が流れ込んだ事は事実で、私もバランスを崩してしまいましたが、私自身に怪我はなく押しつぶされたような事もありません。ましてネットで一人歩きして書かれてるいような事(痴漢行為)は、ありませんでした。

ただ、騒ぎになって怪我をされた選手がいたみたいなので、それが残念です。またSNS等で運営の方々や選手達に批判の目が向けられておりますが、運営の方々からは事務所を通してすでに謝罪のお言葉を頂いております。今後は静かに改善を見守っていただければと思います。

さまざまな意見もあると思いますが‪私も野球が大好きですし、選手の皆さんも気持ちは同じだと思います。運営と選手が協力して安全で楽しいイベントにしていけたら嬉しいです。》

これらの稲村の対応は“神対応”と持て囃されたり、《イメージが損なわれるような厳しいことを言える立場じゃない》といった芸能人という仕事の性質を配慮した意見など、インターネット上ではさまざまな主張が繰り広げられた。法律の専門家は稲村の発言について、配慮が足らなかったのではないかと指摘する。

「この場合、決して『大丈夫』などと言ってはいけなかった。今後、もし同類の事案が起きた場合、稲村のような対応では悪い集団心理を肯定することになりかねません。今後のタレント活動に影響するから、というような理由で問題としなかったのだとすれば、非常にまずいことをしたのだと認識した方がいいでしょう」(法律専門家)

今回の一件は、大会運営側が被害者に謝罪をすることで決着へ向かっている。しかし、問題行動を起こした球児たちからは反省の言葉はない。「バカな学生がたびたび起こす集団レイプ事件を見せられているようで、非常におぞましかった」といった声や、「問題を起こしたことを自覚させるために大会を中止すべきだ」という意見もある。連盟は《選手の教育を続けてまいります》としているが、自分たちの謝罪文を掲載するだけでは、選手の教育とはいえないだろう。