些細なきっかけから言い争いになり、「お前だって○○してたじゃないか!」「あなたなんか○○のくせに!」とお互いを責め合う夫婦ゲンカ。

喧嘩で夫婦円満!?夫婦喧嘩を「大きな溝」にする人と「強い絆」にできる人の差

感情的になると夫への攻撃が止まらなくなる人も多いと思いますが、気をつけたいのは、男性は女性以上にプライドが高く、傷つきやすいということ。

ケンカ中に妻が何気なく放った一言が夫の心に深く突き刺さり、意気消沈してしまうこともあるかもしれません。それが元で、夫の仕事や育児に対する意欲が低下したり、夫婦関係に亀裂が生じたりしては大変です。

そこで今回は、実際に妻たち、夫たちの声を参考にしながら、夫に言ってはならないNGワードを考えてみました。

1.使えない(役立たず)

「夫に用事や買い物を頼んでも、毎回忘れる」

「うちの夫、うどん一つ作れないから、私が休日に出かけるときも、夫と子どもの分の食事を全部用意してからじゃないと出られない……」

「夫に子どもの世話を任せたら、真冬なのに薄着で外出させてた!」

そんな妻の声をあちこちで耳にします。ついつい夫に対して「もう、使えないんだから!」と口走ってしまう妻もいるはず。

ケンカ中だと、ちょっとヒステリックに「役立たず!」なんて言ってしまうこともあるのではないでしょうか。

しかし、普段、職場などで誰かの役に立つため、成果を出して評価されるために活動している男性にとって、これらはプライドが深く傷つく言葉です。

落ち込んだりすねたりして、家ではますますやる気がなくなる可能性もあるので、口に出かかっても飲み込むようにしたいですね。

2.離婚する

「夫は、自分の仕事や趣味に没頭して夢中になるタイプ。もっと私や子どもとの時間を大切にしてほしいと説明してもわかってくれないので、『そんなに勝手に生きたいなら離婚だ離婚ー!』と半ば確信犯的に言ってしまいました」

次に紹介するNGワードは、妻が切羽詰まって発した「離婚する」という一言です。

このママ曰く、夫はかなりへこんだ上に反省して、しばらくは家族サービスに努めてくれたそう。

ただ、いつの間にかまた元通り、自分の仕事や趣味優先になってしまったようです。もともとその人が持っている性質を変えるのって、なかなか難しいですよね。

夫に改心してもらうために、わざと「離婚」を出すのは一種の賭け。

この夫は「離婚したくない!」という思いから、少しの間とはいえがんばってくれたようですが、なかには本気で離婚を考え始める夫もいるかもしれません。

本心から望んでいない場合は、なるべく口にしない方がいい言葉といえるでしょう。

3.収入少なすぎ!

「自営業の夫の収入は下がる一方……。私も働いてはいますが、子育てしていると、できる仕事量にも限界があります。出費が多かった月などは、つい夫に『いくらなんでも収入が少なすぎる』『もっと稼いでくれないと』と言いたくなります。

が、収入のことを言うと、夫の口数が少なくなって元気がなくなるだけだと気づいたので、最近はもっぱら自分が稼いで収入を上げる方法を考えています……」

3つ目はお金に関するワードです。

自営に限らず、サラリーマンもなかなかお給料が上がらない昨今。夫の収入は、景気や社会情勢にも左右されるので、努力したら改善できるというものではありません。

責めた結果、仕事への意欲がなくなって、余計に収入が減っても困りますよね…。

冷静に考えれば、このママの言う通り、「収入が少なすぎる!」など夫を責める言葉はぐっと飲み込むのがベター。

同じ意味合いでも「私も○○をして収入を増やすから一緒にがんばろう!」という言い方ならOKかもしれません。

“イクメン夫”に対するNGワードとは?

4.イクメンぶるな!

「うちの夫は、何かというと『よそのダンナに比べると家事ができる、よくやっている』とアピールしてきます。調子に乗って家事も育児もやってもらうに越したことはないので、普段は私も周囲といっしょになっておだてたり、『ありがとう』と言ったりするよう心がけています。

が、一度、虫の居所が悪いときに『夫婦二人で働いてるんだから、家事を半分やるのは当たり前でしょうが!イクメンぶらないでよ!』とホンネをぶちまけたら、夫が絶句してしまいました」

4つ目に紹介したのは、イクメン夫に対して妻が思わず投げてしまった一言です。

最近では、家事がそこそこできて、育児にも積極的な「イクメン」夫も増えています。「うちのパパはイクメンで助かる」という妻の声もよく聞きます。

ただ、一方で、意外と多いのが自称イクメンにイラッとするという声。

家事・育児の大部分をこなしても「ママだから当たり前」と見られがちな妻としては、一部分を手伝うだけの夫にイクメンアピールされると複雑な気持ちになりますよね。

とはいえ夫側からすると、できることをやろうと頑張っているのに「イクメンぶるな」と言われたら「じゃあどうすればいいの!?」ということに。

家事や育児も当然のように淡々とこなしてくれるのが理想ではありますが、頭ごなしに「イクメンぶるな」はやはりちょっとキツイかも。

アピールがあまりにうざいときは「それくらい、いまどきは当たり前だよ」とか「○○と○○と○○は私がやってるでしょ」と、あくまで穏やかに、チクリと諭す程度にしておきましょう。

以上、妻たちの声から考えた4つの「夫に対するNGワード」を紹介しました。

夫婦ゲンカで使えば攻撃力は抜群ですが、威力がありすぎて、夫が意気消沈して立ち直れなくなる可能性があります。その上、妻側に大したメリットもなさそうなので、禁句にした方がよさそうです。

夫は想像以上にナイーブ!?

ちなみに、夫たちの声にも耳を傾けてみたところ……

「とにかく妻に強い言葉でダメ出しされると傷つくし、へこむ」

「仕事で帰りが遅くなっただけなのに、『どこ行ってたの?』『何してたの?』といちいち探りを入れられると、疑われているみたいで何も言えなくなる」

「家族のために毎日必死で仕事してるのに、家では『もっと家のこと手伝って』としか言われなくてつらい」

といった声が聞かれました。男性って、ずいぶん些細なことでへこむんですね…。

どうやら夫たちは、夫たちは妻が思っている以上に妻の言葉や顔色を気にしていて、些細なことでも意外とダメージを受けているようです。

「普段こんなに我慢しているのに!」そんな気持ちがついつい言葉になって出てきてしまう夫婦喧嘩

しかし、妻が思っている以上に夫はその言葉に傷ついている可能性大!

カッとなって攻撃する前に、夫の気持ちを考えてみることも必要かもしれません。

思っていることは普段から、自分のストレスにならないよう小出しにしていく努力をすることで夫婦喧嘩ヒートアップも避けられるかもしれないですね。