東海エリアとバイクを愛する梅本まどかが、御自慢のホンダCB400に乗ってオススメのおでかけコースと立ち寄りスポットをご紹介。読者から反響があったコースや、編集部が「知らなかった…」と思ったステキなコースは、東海ウォーカーのドライブ特集に掲載されるかも。今回は、愛知県田原市伊良湖岬周辺を走ってもらいました!

【写真を見る】大アサリを目の前にして、本当にうれしそうな私(笑)

■ フェリーターミナル併設の「道の駅 伊良湖クリスタルポルト

こんにちは、梅本まどかです。少しずつ暖かくなり、春が近づいてきましたね♪今回は、愛知県田原市にある伊良湖岬を目指して、ツーリングをスタート!

まずは最初の目的地、「道の駅 伊良湖クリスタルポルト」に到着。家族連れやカップルのほか、わたしのようにツーリングに来ている人もたくさん見かけましたよ。

建物は思っていたより大きくて、きれいな施設だなぁというのが第一印象。この道の駅は、フェリーのターミナルにもなっているんです。ここから伊勢湾フェリーで三重県の鳥羽へ、そして名鉄海上観光船で知多半島や三河湾の島々にも行くことができます。

■ 流れ着いたヤシの実がたくさん!?

まず、館内1階にある「やしの実博物館」(入場無料)に行ってみました。ここは、島崎藤村のヤシの実の詩をテーマにした博物館です。

渥美半島に流れ着いたヤシの実などが展示されていてるほか、この地域の自然や歴史もわかりやすく紹介されていました。ちょうど海外からの観光客の方々がいてにぎやかでしたよ。短時間で見て回れるので、ツーリングの途中にも気軽に立ち寄れますね♪

その後、2階のみやげコーナーへ。並んでいるのはおいしそうなものばかり…。みやげの人気ランキングが貼り出されていたので、それを参考にしていろいろ見てまわりました。

伊良湖のりの佃煮(650円)が1番人気とのことで、試食をしてみたんですが、本当においしい!白いご飯がすすみそうでした。それと、伊良湖のりせんべい(14枚550円)も気になって試食しました。どれもおいしくて、買って帰ろうかかなり悩みましたが、まだ1か所目ということで、思い留まりました(笑)。でも、やっぱり買っておけばよかったなぁ…。

■ 名物の大アサリにビックリ!

こんな感じでみやげを物色していたらお腹が空いてきたので、何か食べることに。そして2階正面玄関の横にある「麺屋 岬亭」で、渥美半島名物の「焼大あさり」(2切600円)を注文しました!店内にはほかにお客さんが3組くらいいましたが、焼大アサリはみんなが頼んでいましたよ。

アサリという名前だけに、本当に大きくてビックリ!貝の旨味がぎゅっと詰まっていて、これはまた食べにきたいと思うほど、本当においしかったです。

小腹も満たしたし、休憩もできたので、次の目的地「恋路ヶ浜」と「伊良湖岬灯台」へ向かいます!

■ 恋人の聖地としても有名な浜辺を散策

とはいえ、道の駅から恋路ヶ浜はすごく近くて、3分もかからず着きました(笑)。ここは125ccバイクのツーリングの方がたくさんいて、駐車場もほとんど満車状態。

恋路ヶ浜は太平洋に面した砂浜で、伊良湖岬灯台から「日出(ひい)の石門」まで約1km続いています。恋人の聖地としても有名ですね!駐車場の横には「幸せの鐘」があって、カップルさんたちが鐘を鳴らしていました。浜辺では、子どもや若い人たちが遊ぶ姿がちらほら。

灯台までは遊歩道を歩きましたが、この日は風が強くて、進むのがちょっと大変でした。でも、強風のおかげで激しい波の様子を観察できて、これはこれで楽しいなぁ、なんて思いました。

遊歩道では、元気な男の子がなにか叫びながら風に立ち向かって走っていたり、小さな女の子がなるべく風を避けられるようにお母さんに守られながら歩いていたり。見ていてほっこりしました。

ところどころに江戸後期に活躍したという地元の歌人の歌碑があって、それを見ながら歩くのも楽しかったです!

■ 渥美半島の先端にある白亜の灯台

伊良湖岬灯台は「日本の灯台50選」に選ばれているそうです。周辺には休憩するベンチもありました。白くて立派な灯台と雄大な太平洋を眺めながら、本当にいいところだなぁとしみじみ思いました。

さてさて、前編はここまで。後編では、日出の石門や菜の花畑、そしてちょっと遠回りして西尾市にも足を伸ばします。写真もたくさん載せますので、楽しみに待っていてくださいね!(東海ウォーカー・梅本まどか

梅本まどかです。今回は愛知県の先端、渥美半島を走ります!