ワタミ」創業者の渡邉美樹参議院議員(自民党)が参院予算委員会の聴会で「週休7日が人間にとって幸せなのか」などと発言したことを受け、2008年ワタミ子会社過労死した美菜さん(当時26)の両親が3月22日、「何の反もしていなかったとしか思えません」などとするコメントを発表した。

渡邉議員は3月13日聴会で、述人の中原のり子氏(東京過労死を考える家族の会代表)に質問。働き方革をめぐる国会での議論を聞いていると、「働くことが悪いこと」のように聞こえる、「週休7日が人間にとって幸せなのか」などと述べた。渡邉議員は3月16日中原氏に謝罪。該当部分は議事録から削除された。

コメントの中でさんの両親は、渡邉議員の「週休7日が幸せなのか」という発言について、「ワタミ理念だった『24時間365日働け』という言葉の裏返し」のように聞こえると摘。ワタミ渡邉議員を今後も「監視し続けなければいけない」としている。

また、渡邉議員が「私も10年前にする社員を亡くしている経営者」と述べた点についても、「私たちのについて『する』と軽々しく言ってほしくありません。渡邉氏は社員を愛していなかったから、過酷な勤務を強いてを死に追いやったのではないか」と怒りをこめた。

コメントは、東京過労死を考える家族の会を通して発表された。夫を過労死で亡くしている同会の渡辺しのぶさんは、渡邉氏が党の示で質問に立ったと説明していることについて、「自民党は、過労死遺族に渡邉議員をぶつけて、面がっているとしか感じられませんでした」と不快感をあらわにした。

亡くなったさんは、ワタミ子会社ワタミフードサービス」に入社2か後、過労自殺。残業時間は140時間以上あった。遺族対応もまずく、社会的な批判にさらされた(2015年和解)。

弁護士ドットコムニュース

ワタミ過労死遺族「何の反省もしていない」、渡邉美樹氏の「週休7日が幸せなのか」発言に抗議