東急電鉄は、同社としては初の導入となる平日夜の有料座席指定サービスを今冬から大井町線で開始する。

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平日夜の有料座席指定サービスでは、大井町線の新型車両6020系のうち1両をロングシートからクロスシートへ転換できる車両に置き換え。平日の19時30分から23時台の間に5本程度を座席指定サービス車両として運用する。有料座席は40席程度で、走行ルートは大井町駅発・田園都市線直通の急行長津田駅行きで運行。平日夜の帰宅時に着席したいというニーズに応えるとしている。


大井町線では、今年2月から全急行列車が7両となり、混雑緩和を図っている。また、3月30日ダイヤ改正では、朝ラッシュ時間帯の急行列車や夕夜間の田園都市線への直通列車を増発するなど、ラッシュ時の利便性を高めている。

新型車両6020系車両内装イメージ(クロスシート状態)