独誌インタビューで「最高の監督」と絶賛 マンUへの恨み節も…

 2014-15シーズンからマンチェスター・ユナイテッドを2年間率いたオランダ指揮官ルイス・ファン・ハール氏が、マンチェスター・シティペップことジョゼップ・グアルディオラ監督を称賛している。ドイツ誌「シュポルト・ビルト」のインタビューで語った。

「私にとってはペップ・グアルディオラプレミアリーグ最高の監督だ。ペップはシティをマシンにした」

 バイエルン・ミュンヘンオランダ代表、ユナイテッドなどトップチームの指揮を歴任したファン・ハール氏は、バルセロナ時代の愛弟子を称えている。

 自身はユナイテッドの2年間でFAカップ優勝を果たしたものの、リーグ戦では4位が最高でタイトル獲得は叶わなかった。ペップも就任1年目は無冠に終わったが、2年目の今季はリーグ首位を独走して悲願のプレミア制覇に近づいている。ファン・ハール氏は、ペップ自身が望んでいたようなサッカーを披露していると語る。

「彼は私がマンチェスター・ユナイテッドプレーしたかったことを示している。彼はより良い選手たちを抱えている。そのプロセスもより長いものだ。不幸にも、私には時間がなかった」

 ユナイテッドとは3年契約を結びながら、2年目で解任されたことに対する恨み節もこぼれたが、ペップに対する称賛は惜しまなかった。


Football ZONE web編集部)

名将ファン・ハールがグアルディオラ監督を称賛【写真:Getty Images】