30日、草なぎ剛ユースケ・サンタマリアの“なぎスケ”コンビによるバラエティー「『ぷっ』すま」(テレビ朝日系)が最終回を迎え、19年6か月の歴史に幕を下ろした。

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『ぷっ』すま」は、自由過ぎる草なぎとユースケが多様なゲストと共に送る、おバカあり、お色気ありの脱力系深夜バラエティー。草なぎ画伯の個性的な絵が衝撃だった「絵心クイズ」や、芸能人が素の表情を見せながらゲームに挑む「ザ・ギリギリマスター」など、深夜ならではのユルい企画をマイペースに続けてきた。

30日は最終回にしてまさかの新企画「『ぷっ』すま 犬部」を放送。草なぎは番組に初めて愛犬・くるみちゃん(フレンチ・ブルドック、1歳メス)を連れてきた。普段通りのほのぼのとした企画に草なぎは「(最終回とか)そういうの関係ない。それも『ぷっ』すまらしいじゃないですか」と、くるみちゃんを抱っこしながら親バカ全開の表情を見せた。

草なぎと共に、ゲストのパンサー・尾形貴弘、木下優樹菜岡井千聖が愛犬を連れて登場し、プライベート動画を披露。デレデレと赤ちゃん語で話しかける草なぎのお腹の上でくつろぐくるみちゃんの映像を見せられたユースケは「なに?今日ずっとこんな感じ?」とまったりとした最終回「犬部」の展開に苦笑いを浮かべた。

目隠ししながら自分の愛犬を匂いと肉球だけで当てるコーナーでは、草なぎが「絶対くるみ!ふがふがふがふが言ってるから」と見事にくるみちゃんを言い当てた。そこへ、これまで番組によく出演してきた江頭2:50が珍しくスーツを来て登場。

『ぷっ』すま」スタッフに「江頭ひではる」と本名で書かれたプロフィール書類を配っていた江頭2:50は、「この3月にめちゃイケ終わって、『ぷっ』すま終わって、みなさん(のおかげでした)終わる。テレビに出ない人になる!」と焦っていた。今後は江頭ひではる名義のマジメ路線にキャラ変更すると宣言する江頭に草なぎは「つまんない男になったな~」とあきれ返った。

前回登場したときに江頭が「『ぷっ』すまにエンディングは無いんだよ」と吠えた映像を振り返り、草なぎも最終回らしいコメントを残した。

草なぎ「本当に楽しかったです。20年ですからね、みなさんと出会えて。僕の人生に寄り添ってきた番組なんで。一言じゃ言えないんですけど…」

ユースケ「19年半。20年いく手前で終わるってのも、らしいしさ。あえて一言で言ってよ」

草なぎ『ぷっ』すまは終わるけど、なぎスケにエンディングは無い!江頭はエンド!(笑)」とニンマリ。ますます焦った江頭が服を脱ぎ、いつもの姿で暴れて巨大風船を割る、という『ぷっ』すまらしいエンディングとなった。

“なぎスケ”は最後に「またなんかやるかもしれないしね。ただただ感謝。また近々!」と、視聴者に手を振って番組は終了した。(ザテレビジョン

「『ぷっ』すま」最終回を迎えた草なぎ剛