元ブラジル代表FWパウロ・セルジオ氏が、パリ・サンジェルマンに所属するブラジル代表FWネイマールに関するコメントを残している。イギリスメディアデイリーミラー』が、30日付で報じた。

 レヴァークーゼンローマバイエルンでFWとして活躍した経験を持つP・セルジオ氏は、ネイマールに代表のキャプテンを任せるべきではないという見解を持っているようだ。その理由として、同メディアに対して以下のように語っている。

「我々はネイマールが既にブラジルキャプテンであり、彼がキャプテンを務めている間に深刻な困難を抱えていたことを忘れてはならない」

 ネイマールは、キャプテンとして出場したコパ・アメリカ2015年の第2戦となるコロンビア代表戦で、大会2枚目のイエローカードを受けて次戦の出場停止が決定。さらに、試合後には敗戦のフラストレーションボールにぶつけた結果、蹴り上げた球が相手選手に当たって乱闘騒ぎになってしまう。

 それによってレッドカードを提示されたネイマールは、その後にロッカールームに続くトンネルで主審に暴言を吐いたこともあり、累積による1試合に加えてさらに4試合の出場停止処分を下され、そのまま大会を後にすることになってしまった。

 続くコパ・アメリカ2016を欠場して臨んだリオデジャネイロオリンピックでは見事母国に史上初となる金メダルをもたらしたが、グループリーグでは開幕から2試合続けて引き分けに終わっており、当初は先行きが不安視されていた。

 そのため、P・セルジオ氏はネイマールに重圧のかかるキャプテンの役割を任せることなく、プレーに集中させるべきだと考えているようだ。同氏はネイマールが持つ才能を称賛しながら、次のように続けている。

「彼は彼自身の手に将来を握っていることを理解しなくてはならない。そして、彼がどれだけ遠くまで行くことができるのかを見守る必要がある」

「彼はサッカーだけに集中しなければならず、他のことを忘れなくてはならない。彼は世界最高の選手になれるが、他の何にもなることはできないんだ」

 はたしてネイマールは選手としてのみならず、リーダーとしても世界屈指の存在として完全に認められる存在となれるだろうか。次なる大舞台は、同選手にとって改めてその真価が問われる地となるかもしれない。

史上最高額でパリ・サンジェルマンに移籍したネイマール [写真]=Getty Images