009269.jpg

2018年4月8日(日)より東京・日生劇場にてミュージカルリトル・ナイト・ミュージック』が開幕した。本作はイングマールベイルマン監督の映画『夏の夜は三度微笑む』に着想を得たミュージカル・ラブ・コメディーで、19世紀末スウェーデンを舞台に、求め合いながら滑稽にすれ違う様々な男女の愛の行方を描き、初演以来トニー賞7部門、グラミー賞2部門の栄光に輝いた名作。

その初日前日に囲み会見とフォトセッションが行われ、大竹しのぶ、風間杜夫、安蘭けい、栗原英雄、蓮佛美沙子ウエンツ瑛士が登壇した。また、フォトセッションは囲み出席者の他に、木野花、安崎求、トミタ栞、瀬戸たかのも含めて行われた。

『リトル・ナイト・ミュージック』02

囲み会見では、主演の女優デジレを演じる大竹が「演出のマリアイギリスから来たスタッフ全員が『日本に来て良かった』と思えるような芝居をみんなで作りたい」と挨拶。デジレの元恋人フレデリック役で、今回がミュージカル初挑戦という風間は「ドキドキしている反面、ワクワクしています」と初日を迎えた気持ちを明かした。

登場人物たちが驚きの六角関係を演じる本作について、大竹は「複雑な関係と言えば複雑ですけど、観たらただ笑えるだけです」と解説。続けて、27年ぶりの共演となる風間について、大竹は「27年前と変わらず息がピッタリ!」と話し、その言葉に風間は「良い意味で悪い意味でもね(笑)」と笑顔で答えた。

『リトル・ナイト・ミュージック』03

稽古中に足をねんざしてしまったという大竹。体調について、大竹は「痛みも全然ないです。だから女優のウソなんじゃないかなと思われてるかも(笑)」と冗談を交えて万全を強調した。驚異の回復力を見せた理由について、大竹は「女優だからです(笑)」と答えると、風間は「女優“魂”じゃなくて、女優“騙し”だね」とツッコんで、会場の笑いを誘った。

『リトル・ナイト・ミュージック』04

27年ぶりの共演とは思えない仲の良いやり取りを見せる大竹と風間について、デジレの愛人カールマグナスの妻シャーロット役の安蘭は「大竹さんと風間さんの掛け合いがすごく楽しいんですよ。そこを本当にみなさんに楽しんでいただきたいです」とアピール。また、カールマグナス伯爵役の栗原は「皆で、稽古場で作り上げてきたことを土台にどんどんレベルアップできるように、まだまだ最後まであがいていきます」と意気込みを語った。

『リトル・ナイト・ミュージック』05

ミュージカル出演で、フレデリックの若き新妻アン役の蓮佛は「どういう気持ちになっているのか未知数なことがたくさんありますが、エネルギーをとにかく持って、臆することなくアンとしてがんばっていきます」と意気込んだ。そんな蓮佛について、フレデリックの息子で義母アンに恋心を抱くヘンリック役のウエンツは「他のキャストの方々とも話しているんですけど、毎回演じるごとに素敵になっていくので、ミュージカルが初めてという風には見えないです」と太鼓判を押した。

『リトル・ナイト・ミュージック』06

風間と蓮佛の二人に対して、ミュージカルの”先輩”から一言という振りを受けたウエンツは「まずは自分のやることを1個ずつ確認して、明日に向けて備えよう。がんばれよ」と冗談交じりに上から目線アドバイス。風間と蓮佛もノリノリで「ありがとうございます!」と頭を下げるなど、3人のやり取りに会場は爆笑に包まれた。

最後に、大竹は「蓮佛ちゃんも、風間さんも、木野さんもミュージカルが初めてで、栞ちゃんも舞台が2回目ですけど、素晴らしい女優でもあり、演出家でもあるマリアフリードマンが優しく丁寧に根気強く、私たちの力を信じて導いてくれました。もっと上に駆け上がっていけるように、千秋楽の日まで頑張って楽しい音楽をお届けします」と呼びかけた。

ミュージカルリトル・ナイト・ミュージック』は4月8日(日)から4月30日(月)まで東京・日生劇場にて上演される。その後、大阪、静岡、富山を巡演。詳細は以下のとおり。

【東京公演】4月8日(日)~4月30日(月) 日生劇場
【大阪公演】5月4日(金・祝)~5月5日(土・祝) 梅田芸術劇場
【静岡公演】5月12日(土)~5月13日(日) 静岡市清水文化会館
【富山公演】5月19日(土)~5月20日(日) オーバードホール

(取材・文・撮影/櫻井宏充)

009269.jpg