バイエルンが7日のブンデスリーガ第29節アウクスブルク戦に4-1で勝利し、史上初のリーグ6連覇を達成した。この結果、同クラブに所属するフランス代表FWキングスレイ・コマンは、トップデビューから6年連続でリーグ優勝を果たした。フランスメディア『フットメルカート』など、欧州複数メディアが伝えている。

 現在21歳のコマンは、パリ・サンジェルマンの下部組織出身。16歳だった2013年2月に同クラブでトップデビューを果たすと、2年連続でリーグ・アン優勝を経験した。

 2014年夏にユヴェントスへ移籍すると、セリエAでも優勝。レンタル移籍を経て完全移籍を果たしたバイエルンでは、今シーズンで3年連続のリーグ制覇を成し遂げた。これにより、トップデビューから6年連続でリーグタイトル獲得という偉業を達成した。

 コマンは今シーズン、ブンデスリーガ21試合に出場して3ゴールを記録。ケガのためにアウスクブルク戦は欠場したが、“優勝請負人”としての役割を全うした。

 コマンが手にしたリーグ優勝は以下のとおり。(カッコ内は所属クラブ)

2012-13 リーグ・アンパリ・サンジェルマン
2013-14 リーグ・アンパリ・サンジェルマン
2014-15 セリエAユヴェントス
2015-16 ブンデスリーガバイエルン
2016-17 ブンデスリーガバイエルン
2017-18 ブンデスリーガバイエルン

(記事/Footmedia)

6年連続でリーグ優勝を経験しているコマン [写真]=Getty Images