奇しくも同日、2018年4月6日リリースされたドレイクの新曲「ナイスフォー・ホワット」と、カーディ・Bのデビューアルバム『インヴェージョン・オブ・プライヴァシー』の収録曲「ビー・ケアフル」には、ローリン・ヒルの「エックス-ファクター」をサンプリングしているという共通点がある。

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 「エックス-ファクター」は、今年でリリース20周年を迎えるローリン・ヒルのデビューアルバム『ミスエデュケーション』の収録曲だ。この名盤からは6曲が米ビルボード・ホット・R&B/ヒップホップソングス・チャートにチャートインしており、「エックス-ファクター」は1999年3月13日に7位で初登場してから最も長く(31週)チャートにとどまった。他の6曲は「ドゥー・ワップ(ザット・シング)」(2位が最高)、「君の瞳に恋してる/Can’t Take My Eyes Off Of You」(45位)、「トゥ・ザイオンfeat.カルロス・サンタナ」(77位)、「ナッシング・イーヴン・マターズfeat.ディアンジェロ」(25位)、そして「エヴリシング・イズ・エヴリシング」(14位)だ。

 また、「エックス-ファクター」は『ミスエデュケーション』からソング・チャート”Hot 100”にチャートインした3曲の内の一つでもあり、こちらは21位が最高だった。他は「ドゥー・ワップ(ザット・シング)」(1位を2週記録)と「エヴリシング・イズ・エヴリシング」(35位)で、「ドゥー・ワップ(ザット・シング)」以降、カーディ・Bが2017年9月に「ボーダックイエロー(マネー・ムーブス)」で1位を獲得するまで19年間女性ラッパーが単独で首位を獲得することはなかった。

 そんな名曲をサンプリングしたドレイクの「ナイスフォー・ホワット」は、そのニューオーリンズ的なバウンス・ビートと有名女性が総出演しているミュージックビデオのおかげですでに話題をさらっている。「ゴッズ・プラン」が全米チャートで1位をキープし続けている彼だが、「ナイスフォー・ホワット」も高順位で発進するのは間違いなさそうだ。

 一方、カーディ・Bは待望のデビューアルバムリリースした翌日にアメリカの国民的番組『サタデー・ナイト・ライブ』に出演し、「ビー・ケアフル」のパフォーマンス中に妊娠を公表した。公私共に勢いが止まらない彼女の『インヴェージョン・オブ・プライヴァシー』はすでにアメリカレコード協会(RIAA)によりゴールド認定されており(50万ユニット)、アルバム・チャート”Billboard 200”で初登場1位を獲得する見通しだ。


Drake - Nice For What
https://youtu.be/U9BwWKXjVaI

Cardi B - Be Careful [Official Audio]
https://youtu.be/l3uG4T8pJfw

◎Lauryn Hill - Ex-Factor
https://youtu.be/cE-bnWqLqxE

ドレイクとカーディ・Bが新曲でサンプリング!ローリン・ヒル「エックス-ファクター」とはどんな曲?