京都府舞鶴市での大相撲・春巡業、土俵上で倒れた舞鶴市長の救命処置をしていた女性に「土俵から降りる」よう若手行司がアナウンス。さらに宝塚市の巡業では、女性市長が土俵下での挨拶を余儀なくされた。
大相撲の「女人禁制問題」が世間の注目を集めている中、9日放送『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、マツコ・デラックス(45)と株式トレーダー・若林史江(40)が同問題に関して持論を展開した。
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■若林「自分たちを神と勘違いしている」
若林は「伝統と言うならば、女人禁制を貫いてもいい」と前置きし、「ただし、命に関わるなら話は別、時と場合による。医師であり命を救う人たちを、男女で区分けすべきではなかった」と熱弁。
また、昨今、問題の多い大相撲関係者に関して「役員の偉い人たちが、自分のことを神と勘違いしていない? 神事を扱う人たちが勘違いしている集団」と厳しく叱責した。
■マツコ「神事としての理解が重要」
「どこまでの人が、本当に(大相撲を)神事として理解し携わっているかが疑問」だとマツコは語る。
横綱やその付き人、親方などは「(長年の教育で)そういう風に仕込まれている」としながら、ほかの大相撲に関わっている人が「仕事と神事、どこまで分けて理解しているかが問題」だと明かす。
「(アナウンスした若手行司が)心の底から神の場所、女人禁制だと思っているなら仕方がない。マニュアルとして口にしているなら神事と言っていいのか…。せめてジャッジする人は繊細にデリケートに対応すべき」と苦言を呈した。
■視聴者の感想は…
マツコはさらに「今後どうすべきかを真剣に考えるべき。挨拶しなければならないなら、全員土俵に上げなくてもよくない?」と解決策を模索したが、最終的に「わかんないです」と勇み足ぎみに終わった。
問題発覚後、著名人から多様な意見が出ているが、視聴者も思うところがあるようだ。
基本は禁制で構わないけど例外措置は取らないとね #gojimu
— T.Mura (@Dorick19880411) April 9, 2018
#gojimu
まあマツコさんの意見で土俵下で挨拶などすればいいと思うな正直。— ミモ美 (@505mimo) April 9, 2018
挨拶は全員土俵の下からってのが一番落ち着くわな #gojimu
— かんろ (@kanlo_mania) April 9, 2018
だからさ、女性を土俵に上げるんじゃなくて、相撲関係者以外、土俵に入れなきゃいいんじゃ?わざわざ、政治家とかあげる必要ないし、男女平等に下でスピーチさせればいいよ
#gojimu— ぴょる吉・ゴールディ・Y (@pyorukiti) April 9, 2018
なんで、医療体制が整っていない体制を責めないんだろう… #gojimu
— よね (@Yone0128) April 9, 2018
だから人命救助と単なる市長の挨拶は別次元で考えようよ。 #gojimu
— なるこ (@naruko0109) April 9, 2018
■18.4%が「相撲に興味あり」
以前、しらべぇ編集部で全国20~60代の男女1,344名を対象に調査したところ、18.4%が「相撲に興味がある」と回答していた。
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現役横綱による暴行事件や今回の女人禁制騒動など、次々に問題が取り沙汰される大相撲。今後は、良い話題で注目を集めることを期待するばかりだ。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年12月15日~2017年12月18日
対象:全国20代~60代の男女1,344名 (有効回答数)
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