アプリはこんな感じ

ストレスを発散したいが誰にも言えない。そんな人にオススメなのがスマホアプリの「聞いてよクマさん」だ。iTunesストアで無料配信中の同アプリは、愚痴を森のクマさんに処理してもらうというもの。ツイッターでは、

「疲れた事を紙に書くとくまさんが読んで、凄い励ましてくれる…」
「くまさん…くまさんと結婚したい…」

などの感想が見られる。どうやら効果は絶大な様子。実際どのようなアプリなのか、ダウンロードして使ってみた。

悩みを書いた紙は「火に投げて燃やす」「破いて捨てる」「りすにあげる」

全肯定してくれる

アプリを開くと森のクマさんが「やあ、今日はどうしたの?イヤなことでもあったの?」と気さくに話しかけてくれる。「なんでもいいから紙に書いてみなよ」と勧められるがまま悩みを入力すると、クマさんは内容を読みあげ、

なるほど、そうなんだね。君の気持ちはよく分かったよ。君はいつでもがんばっているよ。だから、大丈夫。うまくいくよ!」
「そうか。君はそんなことを考えていたんだね。よくがんばってる君のこと、僕はいつも知ってるよ。がんばってくれてありがとう!」

などと全力肯定してもらえた。生身の人間に相談すると「分かるよ。でもね」と正論を返される時もあるが、クマさんは基本的に全肯定。抜群の安心感である。

選択肢がこんなにたくさん!

続いてクマさんはおもむろに「じゃあ、どれかを選んでね」と、悩みを書いた紙の処理方法を提示してきた。「魚釣りをする」「悩みくじとして結ぶ」「りすにあげる」「火に投げて燃やす」「破いて捨てる」「ヤギに食べてもらう」「キツツキにつついてもらう」と、選択肢は豊富だ。試しに「破いて捨てる」を選んだ。

「手紙を読んでる最中の無表情さに何か物凄い緊張感を覚える」

紙を破り捨ててくれるクマさん

「『破いて捨てる』だね?」と念を押すクマさん。肯定すると「よし、わかった。じゃあ行こうか」と立ち上がり、悩みを書いた紙を引きちぎった。

キツツキにつついてもらったときのクマさん

キツツキにつついてもらう」を選ぶとクマさんが木に設置した紙を、キツツキが高速で埋め込んでいく。キツツキが木を突く速さが思いの他すばやく、じわじわと笑いがこみ上げてきた。

どの方法で処分をしてもクマさんは何も言わず、ゆっくり微笑み、次の瞬間には顔いっぱいに笑顔を浮かべる。何の邪悪さも感じさせない満面の笑みにトゲトゲしていた心が洗われる気がするが、少し狂気を感じてしまう。

ネットでも「『くまさん』が悩みを書いた手紙を読んでる最中の無表情さに何か物凄い緊張感を覚える」「くまさんが満面の笑みを見せた。なかなかにクレイジー」などという声が上がっている。

ツイッターでは「火に投げて燃やす」「破いて捨てる」といった過激な方法が人気のようだが、「魚釣りをする」「ヤギに食べてもらう」なども中々牧歌的で癒やされる。

ライフログとしても活用可能

ちなみにこの悩みと処理方法は「ダイアリー」に保存され、いつどんな悩みがあったかのライフログとしても使用できる。ストレスを抱え込んでいる人は、クマさんに悩みを吐き出してみてはいかがだろうか。

また来るよ、クマさん