香川高松空港にある、「うどんだし」が出る流し台がSNS上で話題となっています。「麺があれば最高なのに残念」「蛇口ひねりたい」「空港に行ったけど気づかなかった」「うまかった」など、さまざまなが上がっていますが、この流し台を設置した理由とはどのようなものでしょうか。空港施設を管理する高松空港ビルに取材しました。

うどん好きの空港スタッフが提案

 高松空港ビルの担当者によると、流し台は2010年香川県内の特産物を紹介するブース「のかがわ」の一に設置されました。うどん愛してやまない空港スタッフが、香川うどんのおいしさを全に広めようと提案したのがきっかけです。

 うどんだしは、一般の台所用の流し台から長めの蛇口を通って出てきます。デザインを流し台としたのは「が出るとしか思えないデザインによって客を楽しませたかった」というもの。自分でだしをかけるセルフ式のご当地「さぬきうどん」がヒントでした。

 流し台では、蛇口をひねると薄い色の液体が流れ、蛇口横に設置してあるコップを使って試飲できます。だしは典的なさぬきうどんの味で、地元の老舗うどん店である「さぬき麺業」から提供されています。担当者は「毎日出来立てのだしが蛇口から出ます。いりこ、カツオ昆布ブレンドされた素な味で、試飲後はきっとうどんが食べたくなるはず」と胸をります。

 なお、設置当初は、あまりのしさにうどん入りの鉢にだしを入れて食べる人もいたといいますが、現在うどんと一緒に食べるのはNGとのこと。「提供量に限りがあり、一人でも多くのお客さまに試飲を楽しんでもらいたいからです。利用した方からは『うどんが食べたくなりました』『びっくりしました』などのを頂いています。すでに、の存在をご存じの方もいらっしゃるようで、空港到着後、すぐに向かわれる方も多いです」(担当者)

のかがわ」は客ビル2階の出発ロビーの際線側にあり、営業時間は午前9時午後5時うどんだしは1日200食限定で、なくなり次第終了です。大連休などの際は、ければお頃になくなってしまうそうです。(報道チーム

「うどんだし」が出る流し台(高松空港ビル提供)