中国メディア・東方網は15日、「世界で自殺率が高い国ランキング なんと韓国が日本よりも高かった」とする記事を掲載した。

 記事は、「WHOの報告によれば、世界において毎年100万件以上の自殺が発生しており、今後さらに増える可能性があるという」としたうえで、世界で自殺率が高いとされる上位10カ国を紹介している。

 10位はベラルーシソ連崩壊後自殺者数が高止まりしており、自殺者の多い理由の1つに高い度数のアルコール飲料の濫用があると説明した。9位はラトビアで、90年代に比べると減少傾向であるものの世界的に見ればまだ自殺率は高いと伝えた。

 8位はスリランカで、自殺率が高い理由は貧困にあるとした。そして、7位に日本が入ったとし「経済的な困窮、社会の圧力が自殺を社会現象たらしめている主な理由だ。さらに日本には、自殺をすることで責任を取るという伝統もあるのだ」と説明している。

 さらに、6位ハンガリー、5位スロベニア、4位カザフスタン、3位ガイアナと続き、2位に韓国が入っている。記事は「韓国では10万人あたり28.1人が自殺で死亡している」と説明する一方で、自殺予防協会などの団体の努力によって、自殺の案件はいくらか減少しつつあると伝えた。

 そして1位となったのは、リトアニアだ。「経済問題が自殺の主な原因になっており、10万人中31人が自殺で亡くなっている。35歳から54歳の男性の割合が高い」と解説した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

日本よりも韓国が上回っているもの、それは・・・自殺率だった=中国メディア