ももいろクローバーZAKB48の音楽プロデュースを手がけ、最近では山下智久「エロ ~2012version」の作曲・編曲やSMAP「手を繋ごう」(シングルGIFT of SMAP」収録)の作詞・作曲、しょこたん「宇宙でプロポーズ」(アルバム「nsum~中川翔子うたってみた!」収録)の作詞・作曲・編曲・ボーカルディレクションを手がけ、大活躍中のヒャダインこと前山田健一。しかし、今年のお正月以来休みらしい休みも取っておらず、あまりの多忙ぶりですっかりやつれてしまった様子。本人も「もしかして鬱の一歩手前じゃないか? 本格的に鬱になると、仕事ができなくなる! 今のうちになんとかしなければ!!」と焦りを感じているようで、7月21日に発売された『サブカルスーパースター鬱伝』(吉田 豪/徳間書店)を読んでみたそうだ。

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――この本はプロインタビュアー吉田豪氏が、サブカル界を代表する10人にそれぞれの鬱体験をインタビューしたもので、「サブカル男子は40歳になったら鬱になる」という吉田氏の定説をもとに、各人とざっくばらんに、肩肘をはらず鬱体験について語り合っている対談本で、大変素晴らしい内容でした。装飾がない生の声が聞けて、今後の参考になりました。詳しくは皆さんにも本を読んでいただくとして、ここでは各人から僕の現状に有用になった事柄のみを書いてみます。

まず、リリー・フランキー氏。
「鬱は大人の嗜み」と言い、「鬱になるくらいの感受性がなければいけない」と、解決策などないということをしょっぱなからドーーーンと。まるでサラサラと他人事のように聞こえるけど彼の鬱症状はかなりきつかったらしく、そこから来る「中年の思春期」という言葉は重みがあります。でも、僕はいやなんです。感受性は持ち続けたいけど、鬱で苦しむのはいやだなと思っているのです。

次、大槻ケンヂさん。
彼は若い頃に鬱病を発症したらしく、「体力のある若いころに経験していてよかった」と言っています。大槻さんは、のほほんと過ごすこと、そして選択肢を狭めることを鬱予防として提案してくれています。確かに、今の自分と反対語は「のほほん」。馬車馬のように働いています。1分1秒が惜しい。大槻さんいわく「自分が脱力しても世の中は回っていく」。頭ではわかっているんだけどなあ。あと警鐘として、中年になると体力がなくなるから、精神力も弱くなっていくことも触れています。やっぱ今のうちなんとかしなければ!!

そしてサブカルキングみうらじゅんさん。
彼の鬱は完全に離婚が原因ということです。全てがなくなるというのは想像以上にキツイようです。彼の解決策はやはり、セクロス。しかし40代になると体力の減少に伴い、精力も減退していく。そういった意味でもやはり体力はつけなければいけない! 結局スポーツすることかなあ。だんだん見えてきたなあ。

(中略)

 ……本を読んでみて、40代になるとサブカル男子が鬱になるのは、体力の衰えと、タイミングとして私生活でいろいろな出来事が起きやすい年頃だということがわかったそう。その結果として、(1)ジムに定期的に行って運動をする。 (2)ジムに行けるくらいに仕事量を調節する。 (3)40代に来るだろう私生活の問題を予測しておく。 (4)結婚もいいけど離婚の可能性もよくよく考える。 (5)お金に困らないようにする。 (6)のほほんとする。といった、自分なりの“鬱”予防方法を編み出したそう。

「各インタビュイーの言葉の重みや、経験してきた鬱の辛さは読めば読むほどまるで自分の目の前で語られているかのような臨場感で染み渡ってきます。ぜひ『サブカルスーパースター鬱伝』、読んでみてください。本当にオススメです。ステマじゃないよ。」(ヒャダイン

ダ・ヴィンチ電子ナビ「ヒャダインシャシャシャカ☆しゃかいがく」より)

“ヒャダイン”こと前山田健一氏