新潟市立小針小2年の女児が殺害され線路内に遺棄された事件をめぐり、マスコミの取材が近隣住民や児童への配慮を欠いていると批判の声が上がっている。


女児は7日の午後3時頃に自宅まで約300メートルの場所で行方不明となり、約7時間後に自宅近くの線路内に遺棄されたとされている。事件内容がショッキングなことに加え、犯人を特定する手がかりが乏しいことから、マスコミの取材は過熱。登下校時の児童や保護者、その家にまで押しかけて取材を行っているという。小針小に通う児童の保護者の友人というTwitterユーザーは、「小針小学校で取材するのを止めてくれ。家まで突撃してくるのを止めてくれ。何かしらの絵や言葉が欲しいのかもしれないけど、みんな自分の子どもを守るのに精一杯なんです」と保護者の代わりに投稿。「まだよく分かってない子どももいるという事実を認識して欲しい。マスコミが騒ぐことによって訳分からず不安になるんだ」と怒りをあらわにしている。


近隣住民からも、早朝から学校付近を取材していたテレビ局が「登校時間にも堂々と取材をしていてショックでした」という声があがるなど、マスコミが余計に住民や児童の不安を煽っているとして、Twitterには批判の声が多数寄せられている。


「ご本人やご遺族はもちろん、その近隣にいる方々も皆が被害者なのだという認識をマスコミにはしっかり持っていただきたい」
「マスコミは人こそ殺しませんが不審者扱いされても不思議はありません」
「子供達の未来を考えるなら自重して下さい、マスコミさん。考えないから余計皆さんに嫌われるのがわからないんだろうけど」
「マスコミはどこを目指しているのか?マスコミの存在している意味って何なんですかね?ひたすら憤りを覚えます…」
「子供たちに追いうちかけてることに気づいてほしいですね…」
「一つの命が無くなったのに、マスコミは自分の事ばかり。おまけに周囲の方々にも迷惑をかけるとは・・・」
「私の同僚のお子様も、顔は映さないから、とインタビューを求められたそうです。断ったそうですが、なりふり構わない突撃取材は大迷惑
「東日本の時といい熊本地震の時といい何も学ばないマスコミですね。本当にどうしようもない」
「犯人が捕まってなくて、不安な周辺住民を刺激するようなことは本当やめてほしいですね…ましてや傷ついてる子供たちにマイク向けるなんてどういう神経をしてるのか…」

Googleストリートビューより