謎の男・宇海直哉(岩田剛典)が、クセ者だらけで破産寸前の老舗ホテル「グランデ・インヴルサ」を立て直すさまを描く、ドラマ「崖っぷちホテル!」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)。

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5月6日に放送された第4話では、丹沢(鈴木浩介)が突然、辞職を口にするところから幕を開けた。

ホテル「グランデ・インヴルサ」の近くにビジネスホテルの建設予定の話が持ち上がり、丹沢が引き抜きに遭ったことをきっかけに、佐那(戸田恵梨香)らスタッフは丹沢退職の危機に直面する。

そんな丹沢にフィーチャーした回だったが、実は福井雄太プロデューサーの丹沢はとても好きなキャラクターだと話す。

■ 鈴木浩介が演じる丹沢は、福井Pも付いていくので必死!?

福井Pは「それぞれ(のキャラクターが)なぜ好きなのか語れるくらい全部好きなんですが、あえて選ぶとしたら、鈴木浩介さんが演じる丹沢さんですね」とコメント。

続けて「第4話での丹沢さんのシーンは、浩介さんが演じた丹沢さんじゃなかったら生まれなかったです」と明かしてくれた。

福井Pが最初に構想を練った丹沢のキャラクター像は「冷ややかな人」だったそうだが、鈴木が演じる丹沢は、一味違っていたという。

鈴木は、無表情な一面を見せながらもコミカルな演技を取り入れ、その巧みな芝居は、多くの視聴者からも愛されている。

そんな鈴木が演じる丹沢に魅了された福井Pは「第4話はコメディー回にしようという感覚があったのですが、丹沢さんは、もはや僕の手を離れて、一人で歩き始めているので、僕は(鈴木演じる丹沢に)付いていくので必死です(笑)」と率直に打ち明ける。

■ 長吉は「大輔さんがやってくれているから、より良さが引き立つ」

また、福井Pは、長吉(宮川大輔)に対しても思い入れが強いと話す。

愚痴をこぼしながら掃除をしていた長吉だったが、そんな長吉は宇海と出会ったことで徐々に態度が変わり始める。

第3話で、客にベッドメークの仕方を教えたいという、長吉がかねてからやってみたかった企画を自ら率先し、宇海に提案する変貌ぶりを見せている。

福井Pは「(長吉は)内なる熱さを秘めている人なんですよ。これはもう、大輔さんがやってくれているから、より良さが引き立つものだと思っています」と声を弾ませた。

また、言葉少なで、何か言いたげな表情をするものの、あまり思いをひけらかさない長吉の姿も度々見受けられる。

福井Pは、そんな長吉を巧みに演じる宮川に対し、「とてもお芝居が上手だなと思いました。一人の役者さんとしてとても信頼できる人だと感じましたし、一つ一つの言葉の語尾で、調子の替え方や言葉のトーンなど、たぶん相当、計算して演じられていると思いました」と思いを明かす。

さらには、「長吉さんがしゃべると、そのシーンはOKだと僕の中で思っているくらいです」と強い信頼感をあらわにした。

■ 第5話は、りょうが演じる枝川に注目!

“クセ者”なホテルスタッフが徐々に変容を遂げていく本作。

5月13日(日)放送の第5話では、宇海が知人からホテルでの挙式を依頼されたことを機に、ブライダル事業を手掛けていく。

ウエディングプランナーをしてほしいという宇海からのむちゃぶりに、いつもは非協力的な枝川(りょう)だが、今回はなぜか引き受けることに。

実は、佐那も知らないある思いが枝川にあることが明らかになっていく…。(ザテレビジョン

キュートな笑顔を浮かべる岩田剛典