榮倉奈々安田顕が15日、都内にて開催された映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』の完成披露試写会に、共演の大谷亮平、野々すみ花、李闘士男監督と出席した。安田は酒に酔っているシーンで本当に酒を飲んでいたことを暴露されると、「大丈夫よ? だって、全部台詞通りですから」と語った。

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 ヤフー知恵袋への投稿を基に、結婚3年目を迎えたサラリーマンのじゅん(安田)が、家に帰ると必ず死んだふりをしている妻のちえ(榮倉)と織りなすドラマを描く本作。榮倉はタイトルに絡めて、必ずすると決めていることを聞かれると、「考えたんですけど、ないです」と回答。「必ず何々をしますとか、したいと思っていると、それに捉われ過ぎて、他のことがうまくいかないんです、私の性格上。なので、何かにこだわりを持つことは極力やめてます」と理由を明かした。

 同じ質問を受けた安田は、台本を外で覚えるとし、「台本を開くと恥ずかしいから、全部台詞を携帯に打っちゃう」とコメント。榮倉に「写真撮るとかじゃなくて?すごい手間を…」と驚かれると、他の出演者のセリフも打ち込んでいると明かし「相当な分量になる。時々、辞めたくなりますもん(笑)」と苦笑。台詞を打ち間違えることがないのか聞かれると「よくありますね。結局、間違ったまま喋っちゃう」と自虐した。

 また、酔っている設定のシーンで、いつも以上に明るかった理由を大谷に聞かれた安田は、「酔っぱらって話してるシーンでしょ? 酔っぱらっていいんだよ」と実際に飲酒していたことを告白。大谷に自前の酒を持ち込んでいたことも暴露され、榮倉からは「飲む気満々じゃないですか!」というツッコミが。しかし安田は「クランクアップで終わるから、それでもう(撮影は)ないし、移動だけだったから、近くのコンビニで買ってきて…。大丈夫よ?だって、全部台詞通りですから」と悪びれることなく話し、会場を沸かせていた。

 映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は6月8日より全国公開。