TOKIO城島茂が扮する新人女性歌手・島茂子のデビューDVD「戯言」の初回限定盤発売中止になったことで、波紋が広がっている。

 同盤は5月16日に発売予定だったが、女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検されジャニーズ事務所を契約解除となった山口達也が付属の特典映像内に映り込んでいることがわかり、「制作上の都合」で発売中止が発表された。今後は山口の出演部分をカットした上で再発売されるようで、通常盤は予定通り発売されるという。

 この対応に、インターネット上では「これはちょっとリーダーがかわいそうな気がする」「そのDVDを廃棄するコストや再編集の手間が本当に無駄」「公共の電波で流すものでもないし、欲しい人しか買わないDVDにそんな規制する必要あるのかな」「とばっちり」という声が続出している。

 一方で、「被害者の方の感情を考えると、できる限り配慮するのは当然」「メンバー謝罪会見をしたぐらいだし、これぐらいの余波は想定内」と理解を示す声もあるようだ。

 一連の騒動によってTOKIOメンバーが迷惑を被ったケースは、ほかにもある。バラエティ番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)は山口の出演部分をカットして放送されており、メンバー全員が出演していたCMは現在のところ放送見合わせになっている。

 これまでも、出演者の不祥事などによってテレビ番組の内容が差し替えられたケースは多い。

 昨年6月には、俳優の小出恵介17歳の女性と飲酒・淫行騒動を起こして無期限活動停止となったことで、多くの出演作品がお蔵入りになった。主演ドラマ『神様からひと言~なにわ お客様相談室物語~』(NHK)に至っては、制作されたにもかかわらず一度も放送されていない。17年11月地上波で初放送された映画『シン・ゴジラ』(東宝)でも、小出の出演部分はカットされていた。

 一方で、DVDなどの販売に関しては対応が異なるようだ。

 たとえば、17年3月に公開された映画『ハルチカ』(KADOKAWA)は、同年9月に予定通りDVDを発売した上、公式サイトには今も小出のプロフィールや写真が掲載されている。

 同様に、17年2月公開の映画『愚行録』(ワーナー・ブラザース映画、オフィス北野)の公式サイトにも小出は掲載され続けており、同作のDVDも同年8月に発売されている。小出の姿はDVDパッケージにもしっかり写っており、特に何も対処されなかったようだ。

 今後、山口が映り込んだ作品に関しては、どのような対策が取られるのだろうか。
(文=編集部)

謝罪会見を行う山口達也