2005年5月に販売開始された軽1BOXのダイハツ・アトレーワゴン。ダイハツ・ミラが生産終了となり、ホンダ・バモスがN-VANに世代交代。そしてスズキ・ジムニーが7月にフルモデルチェンジを行うことで、最も長く販売されているモデルとなります。

ロングセラーモデルアトレーワゴンですが、2017年11月マイナーチェンジを行い、内外装の変更と同時に安全装備をアップデートするなど進化しています。今回このマイナーチェンジしたアトレーワゴンに試乗しました。

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アトレーワゴンは広い荷室空間をもつ軽商用車のハイゼットカーゴをベースに、利便性の高い装備を装着し、日常生活やビジネスからレジャーまで幅広い用途に合わせて使用できる軽乗用車です。

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今回のマイナーチェンジで、アトレーワゴンは新意匠のメッキフロントグリルを採用。切れ長のメッキフードガーニッシュによりワイド感を表現。加えて、ピアノ調加飾とのコントラストで上質感を演出しています。

視認性と省電力性に優れたLEDヘッドランプLEDフォグランプを設定。LEDフォグランプにはサイド方向へ流れる2本のメッキ加飾を装着し、フードガーニッシュとの一体感を強めています。リアコンビネーションランプの意匠を変更するとともに、LEDテール&ストップランプを採用。またリアラセンスガーニッシュの意匠を変更し、上質さを表現しています。

アトレーワゴンのインテリアは上質感と利便性の向上を目指し、プレミアムシャインブラックを基調にメッキやシルバー塗装による加飾をインパネに実施。シート表皮はインパネと統一感のある黒基調とすることで、質感を向上させています。

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オーバーヘッドシェルフはメッシュ形状にしたことで置いたものがひと目でわかるようになり、マルチユーティリティフックを新たに採用することで利便性も高くなりました。さらに紫外線、赤外線、花粉などを防ぎ、快適性を高める「ビューティーパック」をメーカーオプションで設定しています。

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今回行われたマイナーチェンジの注目のポイントは、安心・安全性能を向上させるため、衝突回避支援システムのスマートアシストIIIをはじめ、車両の姿勢を制御するVSCTRCを採用したこと。

スマートアシストIIIフロントガラス内に設置されたステレオカメラによって車両だけでなく、歩行者も認識し、運転中のヒヤッとするシーンでの事故の回避の支援や被害の軽減を図り安全運転をサポートしてくれます。

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今回試乗したのは、最上級グレードカスタムターボRS“リミテッドSAIII”です。エコアイドルと呼ばれるアイドリングシステム電動式パワーステアリングを採用することで、従来の14.8km/Lから15.2km/L(2WD・AT車)へと燃費性能が向上。駆動方式の違いによる燃費差がなくなっています。

燃費性能が向上したターボエンジンは運転席の下にエンジンが搭載されているため、スーパーハイトワゴンのタントと比較するとエンジン音が車内に多く侵入してきます。ただ、オーソドックスなATが組み合わされているため、加速性能はダイレクト感がありパワフルな印象です。

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乗り心地は全体的にソフト。これは試乗時ラゲージスペースに何も積んでいなかったことも影響しています。もし、広大なラゲージスペースに荷物を満載して走行すると、積載物への衝撃を抑えた気遣いのある乗り味になると考えられます。

安全装備のスマートアシストIIIや横滑り防止装置などの装着により安全性が大幅に向上したアトレーワゴン。オプションとして用意されているマルチレールやシステムバー、荷物フックなどを使えば、自分だけの使いやすい空間にアレンジ可能。こうした楽しみ方はスーパーハイトワゴンにはない醍醐味といえるでしょう。

アトレーワゴンはカスタムRS“SAIII”とカスタムターボRS“リミテッドSAIII”の2グレードを設定し、それぞれ2WDと4WDを用意。車両本体価格は153万3600円~178万7400円となっています。

(萩原文博)

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【ダイハツ・アトレーワゴン試乗】スマアシⅢなどの装備で安全装備はタントと互角。魅力が増した「イジれる醍醐味」(http://clicccar.com/2018/05/16/590076/)