アルゼンチン代表MFカンビアッソアシスタントコーチとしてコロンビア代表入り

 日本代表は6月19日ロシアワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦でコロンビア代表と対戦するが、その南米の雄に最強インテル時代の司令塔が入閣することが決まった。衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 前回大会でコロンビアをベスト8に導いたホセ・ペケルマン監督が本大会直前にアシスタントコーチとして招聘したのは、元アルゼンチン代表MFエステバン・カンビアッソだった。銀河系軍団と呼ばれたレアル・マドリードで頭角を現した司令塔はジョゼ・モウリーニョ政権のインテルで三冠達成に貢献した実力者だ。

 カンビアッソは昨季ギリシャ名門オリンピアコスで現役引退。イタリアのコベルチアーノで指導者の資格取得に勤しんでいたが、1997年U-20アルゼンチン代表時代から師弟関係を築いていたペケルマン監督率いるコロンビア代表入りすることがこのほど決まった。

 記事では「エステバン・カンビアッソが新しい冒険の大きな扉を開いた。次のワールドカップだ。コロンビア代表のホセ・ペケルマンアシスタントコーチのオファーを受け入れた」と報じている。

 高い戦術眼を誇るゲームメーカーはセンターバックとしてもプレーするなど、高い戦術眼を誇っていた。インテルではガラタサライDF長友佑都とチームメートだった百戦錬磨の実力者の入閣は日本代表にとって大きな脅威となりそうだ。


Football ZONE web編集部)

エステバン・カンビアッソ氏、コロンビア代表に入閣へ【写真:Getty Images】