錦織は4位のディミトロフに3時間の死闘の末、大逆転勝ちで3回戦進出

 イタリア国際は16日、男子シングルス2回戦で世界ランク24位の錦織圭日清食品)が同4位のグリゴール・ディミトロフブルガリア)に6-7、7-5、6-4で逆転勝ち。4年連続での3回戦進出を決めた。3時間に迫る大混戦を制した錦織、真骨頂の粘り強いストロークからの最後はバックハンドでウイナーを決めた瞬間を、ATPツアー中継サイトテニスTV」が公式インスタグラムで動画を公開している。

 錦織が最後は粘り勝った。最終セットだ。どこにこんな力が残っていたのか。錦織のバックハンドディミトロフも懸命に対応。途中、転倒しながらも必死で返してくる。だがこういうしのぎ合う展開でこそ真価を発揮するのが錦織だ。

 ディミトロフ素晴らしいフォアを錦織の左サイドに決めるが、錦織はとにかく食らいつきライン際から力強く打ち返す。続くラリーの応酬。そして最後は、粘り勝った。甘くなったディミトロフリターンに、前に出ての強烈なバックハンドウイナーをコート隅に叩き込んだ。

 第1セットをタイブレークで落とす苦しいスタートだったが、第2セットを取り返し、第3セットは第7ゲームから怒涛の4ゲーム連取しての大逆転勝ち。世界のトップ5撃破の瞬間に、ファンも大いに沸いていた。

「カモン、皇帝!カモン、ケイ!」
「僕は言っていたはずだ。ケイが勝つと」
キング・ケイの降臨」
「ケイが心置きなくプレーできているのを見られて幸せだ」
「彼は愛すべきスタイルの持ち主」
「帰ってきたぞ、ケイが!」

 返信欄には、錦織の勝利を喜ぶ声であふれていた。3回戦では世界28位のフィリップコールシュライバー(ドイツ)と対戦する。上位陣を次々撃破して準優勝したモンテカルロマスターズのような快進撃の予感が漂ってきた。(THE ANSWER編集部)

錦織圭【写真:Getty Images】