現役時代はオーストリア代表としてプレーヤングボーイズやザルツブルクで指揮

 日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトは、来季からの新監督にアディ・ヒュッター氏が就任することを発表した。

 フランクフルトは今季、元クロアチア代表MFニコ・コバチ監督の指揮で戦ったが、シーズン終盤にコバチ監督は来季から王者バイエルン・ミュンヘンの指揮を執ることが発表されていた。その両者が対戦することになったドイツ杯決勝では、コバチ監督にブーイングも巻き起こっていた。

 指揮官の座が宙に浮いていたなか、フランクフルトが招聘したのは現役時代にオーストリア代表としてプレーし、スイスヤングボーイズを率いているヒュッター氏だった。ヤングボーイズを3季に渡って指揮したヒュッター氏は、最初の2年間でいずれもリーグ2位、3年目の今季に優勝に導き、その間に日本代表FW久保裕也を指導していた。その前年には、オーストリアレッドブル・ザルツブルクでFW南野拓実も教えている。

 ヒュッター氏の契約は2021年6月までとされ、就任にあたり「過去にブンデスリーガクラブからのオファーを断ったことがある。世界チャンピオンリーグで仕事をできる機会がやってきたことに、とても興奮している」とクラブ公式サイトを通じてコメントした。

 4月にフランクフルトとの契約を来季終了まで更新した長谷部にとっては、日本代表として出場することが極めて濃厚なワールドカップ終了後の新シーズンに、新たな指揮官の下でのアピールが求められることになる。


Football ZONE web編集部)

フランクフルトの新監督に就任するヒュッター氏【写真:Getty Images】