今シーズン限りでの現役引退が濃厚と見られているユヴェントス所属のイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンだが、家族には偉大な守護神の心の奥が見えているのかもしれない。同選手の姉の発言を、イタリア紙『トゥット・スポルト』の記事を引用する形で、16日付の同メディアメディアセット』が伝えている。

 ブッフォンは、所属するユヴェントスの本拠地、アリアンツ・スタジアムで17日に会見を予定しており、去就について何を語るのか注目が集まっている。

 1995年セリエAデビューから数えてキャリア23年目のブッフォンは、今年1月に40歳を迎えた。多くのメディアが、現役引退を発表する可能性を報じるなか、同選手の姉であるヴェロニカさんが家族の視点で、史上最強GKの1人と呼ばれる弟“ジジ(ブッフォンの愛称)”の去就について思いを語った。

「引退は時期尚早に思えるわ。ジジの目からは、現役引退を望んでいる気持ちが伝わってこないの。それを問いただすと笑ってごまかして、『たぶん、そうする方がいいんだよ』って答えるのよ」

 ヴェロニカさんは、弟ブッフォンが現役続行への思いを持っていると感じているようだ。

ピッチプレーするジジを見れば見るほど、下り坂を迎えた選手だとは思えないの。単に40歳だから、引退すべき? ジジは、ユヴェントスが成し遂げたスクデット7連覇とコッパ・イタリア4連覇の中心選手。ベルナベウでのチャンピオンズリーグレアル・マドリードとの準々決勝セカンドレグ)でも、素晴らしいパフォーマンスを披露したわ」

 ユヴェントスは、9日に行われたミランとのコッパ・イタリア決勝を4−0の完勝で制して、史上初の4連覇を達成。ブッフォンは、この試合で同クラブ通算300試合目(通算出場655試合)となるクリーンシートを記録して、新たな偉業を成し遂げたばかりだ。

 ブッフォンより3歳年上のヴェロニカさんは、過去にプロのバレーボール選手としてトップリーグで活躍。1人のアスリートとして弟を評価し、普遍的な価値を意味するこんな言葉で表現した。

「ジジは、“世界遺産”なの。ハイレベルスポーツ界に身を置いたことがある私の言葉だから、間違いないわ」

 ブッフォンは辛い決断をしてピッチを去るのか、それとも・・・。会見で何が語られるのか注目したい。

(記事/Footmedia

現役引退が噂されるブッフォン [写真]=Getty Images