セルビア国内リーグでオブラドヴィッチ主審が疑惑の判定 逮捕に欧州メディアも衝撃

 セルビアで不可解なPK判定を下した主審が逮捕されるという衝撃的な事態が起こった。イタリア紙「レプブリカ」などが報じている。

 問題が起こったのは、現地時間13日の国内リーグ、ズラティボールヴォーダとラドニツキ・ニシュの一戦だった。両者は3位を争う直接対決であり、来季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)の予選ラウンドに出場する権利を得られるかどうかの天王山とも言えるゲームだった。

 そして、そのゲームはラドニツキに退場者が一人出て、ズラティボールに二つのPKが与えられ2-0の勝利となった。しかし、その試合を担当したスジャン・オブラドヴィッチ主審の判定には大いなる疑惑が付きまとった。

 その最たるものが、ズラティボールに与えられた二つ目のPKだった。ズラティボールが右サイドから攻撃していたなか、何事もなくラドニツキが守ったと思われた場面で、オブラドヴィッチ主審はボールと全く関係ないところを問題視してPKを宣告した。メキシコTV局「TVCスポーツ」は公式ツイッターで該当シーンの映像を公開したが、何が反則であったのか全く分からないものだった。

 その後、オブラドヴィッチ主審は現地警察に逮捕されて拘留中の身になっているという。そして、裁判官の前でどのプレーファウルと判断してPKを与えたのか証言する義務を課されたという。

 ホームチームに対してあまりにも有利な結果を導く判定に、八百長などの調査も行われている。それにしても、極めて不可解な判定とは言え主審を逮捕するという事態に、欧州メディアも驚きを隠せない様子だ。


Football ZONE web編集部)

セルビアで不可解なPK判定を下した主審が逮捕される珍事が起こった【写真:Getty Images】