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2018年5月17日(木)に東京・新国立劇場 中劇場にて、2017/2018シーズン演劇『ヘンリー五世』が開幕した。2009年に『ヘンリー六世』三部作で幕を開けた、新国立劇場シェイクスピア歴史劇シリーズ。9時間を超える通し上演は当時大きな話題となり、2010年の読売演劇大賞受賞など、数々の演劇賞を受賞した。

続く、2012年に上演された『リチャード三世』では、『ヘンリー六世』に出演した俳優陣が再集結。同じスタッフ、同じキャストを引き継いでの上演が実現したのは、世界的にも稀であり、日本では初めてのことだった。

そして、まだ記憶に新しい2016年に上演した『ヘンリー四世』二部作。前二作から時代をさかのぼったこの作品では、シェイクスピア作品一の人気者フォースタッフが活躍し、ヘンリー四世の後嗣ハル王子の成長譚が描かれた。スタッフと主要キャストも三度集結、6時間に及ぶ通し上演を行った。

そして今回の『ヘンリー五世』では、前作『ヘンリー四世』で放蕩三昧の日々を過ごしたハル王子(浦井健治)が、王位の継承を機に比類なき王へと目覚める。国内を安定させ、対フランスの戦いで兵士を鼓舞し勝利へと導く姿は、まさに英雄。そして今回も、同じスタッフが集まり、主要キャストは前作と同じ役を引き継いでの上演が実現している。

出演者は、浦井のほか、岡本健一、中嶋朋子、立川三貴、水野龍司、吉村直、木下浩之、田代隆秀、浅野雅博、塩田朋子、横田栄司、那須佐代子、小長谷勝彦、下総源太朗、櫻井章喜、清原達之、鍛治直人、川辺邦弘、亀田佳明、松角洋平、内藤裕志、田中菜生、鈴木陽丈、小比類巻諒介、玲央バルトナー、勝部演之、金内喜久夫。

新国立劇場『ヘンリー五世』舞台写真_2

あらすじ
即位したばかりのヘンリー五世の宮廷にフランスからの使節が訪れる。先ごろヘンリーの曽祖父エドワード三世の権利に基づき要求した公爵領への返事を、フランス皇太子から遣わされたのだ。そこにはヘンリーの要求への拒否だけではなく、贈呈として宝箱一箱が添えられていた。中身は、一杯に詰められたテニスボール。それは、若き日のヘンリーの放埒を皮肉った、皇太子からの侮蔑だった。それを見たヘンリーは、ただちにフランスへの進軍を開始する―。

2017/2018シーズン演劇『ヘンリー五世』は、5月17日(木)から6月3日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場にて上演。

【公演詳細】http://www.nntt.jac.go.jp/special/henry5/

(撮影/谷古宇正彦)

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