ナポリのマウリツィオ・サッリ監督が、今シーズン終了後も残留する可能性が高まっていると、イタリアメディア『tuttomercatoweb.com』が16日に報じている。

 サッリ監督は、同クラブのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長との確執により、2年間の契約を残しながら、退団するとの見方が強まっていた。しかし、16日にはサッリ監督とデ・ラウレンティス会長が会談を行い、ナポリ側が契約更新を用意していることが明らかとなった。また、年俸もイタリアではトップクラスの報酬となる400万ユーロ(約5億2000万円)が支払われることになるようだ。

 一時はサッリ監督の退任が確実視されたこともあり、多くの選手が退団を示唆する発言を残していた。しかし、サッリ監督がナポリに留まることとなれば、状況は一転し、指揮官を慕っている選手たちも残留の道を選ぶことになると予想されている。

ナポリに残留する可能性が高まっているサッリ監督 [写真]=Getty Images