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【簡単に説明すると】
絶滅危惧種を調理して食べた動画を投稿し問題に
カンボジア夫婦が数々の動物を食べその半分以上が絶滅危惧種
・政府が調査に乗り出す

絶滅危惧種を食べる夫婦

昨年12月から野生の保護動物数匹を調理して食べる様子を動画撮影し投稿していた夫婦が逮捕された。

逮捕されたのはカンボジアのプノンペンに住む女性とその夫。昨年12月から動画の収益目当てで、家の近くのジャングルにいる野生動物を捕まえ皮を剥ぎ、焚き火で焼いて食べる様子を動画に収めYouTubeに投稿した。

映像はトルコが絶滅危惧として指定されているスナドリネコ(Prionailurus viverrinus)や、トカゲキングコブラ、サメ、エイ、カエル、鳥類などだ。

犠牲になった野生動物の大半が保護種に属しており、この映像を見た視聴者は激怒し「2人は無差別に野生動物を殺しているのか」という反応を見せた。

映像が問題視されると5月9日に、カンボジア環境省は真相調査に乗り出し、「夫婦2人が調理した動物は野生保護動物に属する。私達は現在、動物が殺害されたのか、違法屋台で販売されているかどうかソースを調査中であり、2人を相手に法的措置をとる」と明らかにした。

これを受けて夫婦は過ちを認め、野生の生態系を破壊したことについて謝罪し、「地元の市場で野生動物を購入して調理した。私達が生きている動物や鳥が保護種に属しているとは知らなかった」と語った。つまり近所で捕まえたとしていた野生動物は違法な市場で購入したものだった。2人はこれらの動画で500ドル(約5万4000円)の収益を稼いだ。

政府の調査が終わると2人は検察に身柄が拘束される。

絶滅危惧種を食べる夫婦

絶滅危惧種を食べる夫婦

絶滅危惧種を食べる夫婦

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