小学5年生の娘を持つ母親が、「体育では肌着禁止」という小学校の校則が酷いとTwitterに投稿し、物議を醸している。


小学5年生になり体が大人びてきたという娘に、この母親は肌着を新調しようと話をしたという。しかし、娘は「どうせ体育では肌着禁止だから。周りの子皆透けてるし肌着買う意味無いよ」と回答。母親は、児童によっては大人と変わらない体つきで体育着1枚では丸見えになるとして、「これは学校に抗議しに行かないとダメか 高学年にこれは酷い」と憤りを綴った。なお、肌着やブラジャーを禁止しているのは、汗をかいてそのままにしていると風邪を引くとの理由からだという。


女児の体操着姿は、男性教諭や男児に加え運動会などでは部外者の目にも晒されるとして、この校則には批判的な声が多数。同じような校則があったという親の経験談や、禁止理由に納得がいかないというコメントもあり物議を醸している。
「これはもう性的虐待と言ってもよいのでは。娘を育てた者として怒りに震えている」
「娘が5年生のこなんて、もう体がほぼ出来上がってました」
「発育の良い子は4年生くらいからスポーツブラかカップ付きキャミしてます」
「先生、男子、参観の日には父親らにまで見られるんですよね」
「その様な校則で生徒を縛るのは、人権侵害ですね。何だか1人の人間として、学校から蔑に扱っている」
「なんという理不尽な理由…逆に風邪ひくし」
「友人と協力して、学校、教育委員会、文科省に同日に抗議、通報すべき」
「元教員です。成長した女子にはそれなりの下着を着けさせるのは当然です!」


体操着に関する校則は様々で、「私が勤めている学校では一年の時から肌着の着用をすすめています。四年以降は強制です」という小学校もあるという。また、今回と同様の校則があったにも関わらず、校長と話をして「はっきりとルール変更の結論はまだ出てませんが、とりあえず肌着を着ても良いよう、生徒には伝えてもらいました」という経験談も寄せられてる。

画像はイメージ