JR東日本JR東海が、観光キャンペーン「信州アフターデスティネーションキャンペーン」にあわせて、観光に便利な臨時列車を運転します。

キャンペーン期間中、臨時列車を計407本運行

JR東日本JR東海は2018年5月18日(金)、観光キャンペーン「信州アフターデスティネーションキャンペーン」を7月から9月にかけて展開するのにあわせ、臨時列車を計407本運行すると発表しました。

2社が連携し、189系の特急「木曽あずさ号」(新宿~南木曽)や383系の特急「諏訪しなの号」(名古屋~小淵沢)をはじめ、快速「木曽路満喫号」(長野~中津川)、快速「伊那ツインアルプス号」(名古屋伊那市)などの運転を予定しています。おもな臨時列車の運転区間、編成、運転日は次のとおりです。

●快速「木曽路満喫号」
・長野~中津川間、189系6両
7月1日(日)

●特急「木曽あずさ号」
・新宿~南木曽間、189系6両
7月28日(土)、29日(日)、8月25日(土)、26日(日)

●快速「飯田線リレー号」
・辰野~駒ケ根間、313系3両
7月28日(土)、29日(日)、8月25日(土)、26日(日)

●快速「北アルプス三蔵ほろ酔い号」
・松本→信濃大町間、211系3両
9月1日(土)

●快速「伊那ツインアルプス号」
名古屋伊那市間、313系3両
9月2日(日)

●快速「いいやま風っこ」
・長野~森宮野原間、キハ48形2両
9月2日(日)

●特急「諏訪しなの号」
名古屋~小淵沢間、383系4両
9月8日(土)、9日(日)

●快速「風っこ善知鳥(うとう)」
・塩尻~富士見間、DD16+キハ48形2両+EF64
9月9日(日)

快速「北アルプス三蔵ほろ酔い号」は全車自由席で、それ以外の列車はいずれも全車指定席。このほか、快速「HIGH RAIL」や快速「おいこっと」、快速「リゾートビューふるさと」、急行「飯田線秘境駅号」などの観光列車も運転が予定されています。

期間中は、JR東日本の「駅からハイキング」とJR東海の「さわやかウォーキング」の共同開催コースも設定。9月2日(日)は伊那市駅から、8日(土)は上諏訪駅からのコースが企画されており、それぞれ先着500人には特製駅名バッジがプレゼントされます。

このほか、旅行商品や企画乗車券の発売、CM放映、PRイベントの実施なども予定。JR東日本JR東海は「魅力あふれる夏の信州へ、ぜひお出かけください」としています。

【画像】おもな臨時列車の運転経路マップ

特急「しなの」に使われている383系電車(2018年5月、草町義和撮影)。