世界の強豪が並ぶなか黄金期のV川崎がランクイン 「緑と白で万華鏡のような宝石」
米国のスポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」が、歴代最高のサッカーユニフォームトップ10を特集している。レアル・マドリードやブラジル代表といった世界的な知名度を誇るチームが上位に選ばれた中に、Jリーグ創成期に圧倒的な強さを見せたヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)もランクインした。
ランキングの対象となっているのは、世界中のクラブチームと代表チームの歴代ユニフォーム。1985?87年のトットナムや、94年の母国開催ワールドカップ(W杯)でアメリカ代表が着用した星条旗柄のユニフォームなどマニアックなものが続くなかで、93年から94年当時のV川崎が着た印象的な“スイカ”柄ユニフォームも選ばれた。
右胸に刻まれたミズノ社のロゴマークから放射状に緑、黒、白のラインが広がるインパクト大のこのシャツは、「緑と白で万華鏡のような宝石」と称賛されている。
当時のV川崎はクラブ黄金期で、93、94年とJリーグで2年連続の年間優勝を果たし、その他にもナビスコカップ(現ルヴァンカップ)、ゼロックス・スーパーカップとタイトルを総ナメ。そうしたクラブの経歴についても紹介された。
ゴールドを配色した11-12シーズンのレアルは「傑出している」
その他にはオレンジカラーでお馴染みのオランダ代表(1970年代)や、アステカ像が前面にプリントされたメキシコ代表(1997-99年)。最近のものでは、今年のロシアW杯でブラジル代表が着用する伝統のカナリアイエローのユニフォームや、2010-11シーズンのバルセロナなどが名を連ねた。
2011-12シーズンのレアル・マドリードは、ベースの白にアディダス社の3本ラインや番号がゴールドに配色されたデザインだったが、これが「傑出している」としてランクインした。
「ブリーチャー・レポート」が選出したトップ10は以下の通り。
トットナム(1985-87年)
アメリカ代表(1994年)
ヴェルディ川崎(1993-94年)
オランダ代表(1970年代)
メキシコ代表(1997-99年)
マンチェスター・ユナイテッド(1993-95年)
ブラジル代表(2018年)
ニューカッスル・ユナイテッド(1995-97年)
バルセロナ(2010-11年)
レアル・マドリード(2011-12年)
(Football ZONE web編集部)
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