元祖(!?)ハロー!プロジェクト野球好きアイドル、アンジュルム竹内朱莉が登場! 最近はめっきり聞かなくなってしまった、野球愛について語っていただきました。現在の本心とは!?

【写真を見る】ピッチャーとキャッチャーという驚異の二刀流宣言をしてくれた竹内朱莉

●たけうち・あかり1997年11月23日生まれ。埼玉県出身。O型。

■ 元祖ハロプロの野球アイドルと言えば、竹内さん!

竹内朱莉「いやいやいや。本当に、いや、まじで、止めてください! でも、私が最初に野球好きと言い始めたので、後輩たちも野球のことを言いやすくなったのはあるのかなって思います(笑)。そこは認めます」

■ 最近は野球キャラを出していませんよね。何か理由があるのでしょうか?

竹内「ここまできたら正直に言うしかないですね(笑)。私がスマイレージ(現アンジュルム)に加入したころは、野球が好きって言っているハロー!プロジェクトのメンバーが誰もいなかったんですよ。私は軽~く好きだったから“野球が好きです!”って言っていたら、“それをもっと出していきなよ”って周りから言われて“確かに!”って。そうしたら野球好きが私しかいないものだから、いろいろと話が来るわけですよ(笑)。でも気がついたら、どんどんすごい後輩たちが入ってきちゃって、「かなわんわ、これは」って。私は野球に関しては浅く広くのタイプ。深く知っているわけではなかったので…」

■ でも、今もラジオとかではペナントレースの順位予想とかをしていますよね?

竹内「詳しいですね(笑)。野球好きを前面に出してはいませんが、今も野球は観ていますよ! もちろん野球場へ行くこともあります。アイドルファン的な感覚で言うと、私は在宅ファンなんですよ。なので、家で野球中継のラジオを聞いたりしていますよ。すごい野球好きの後輩たちがハロー!プロジェクトに入り過ぎて、私がガツガツ行けなくなってしまい今に至るって感じですね」

■ 負けないぞ!と、対抗心などは出てこなかったのでしょうか?

竹内「負けましたですね。でも、逃げ道って言ったら違いますけど、今は高校野球好きという方向へ、いい感じに自分で流れを作れています。まだ高校野球好きはいないなと思い、再び私が新しいジャンルを切り開いています!」

■ それこそ昔は“I love Baseball!”みたいなキャッチコピーがあったわけじゃないですか

竹内「恥ずかしい…。自己紹介で言ってましたね。当時は言っとけ!言っとけ!みたいな感じでした(笑)。でも、その時より今の方が野球を見ていると思います。今は野球の番組もやらせていただいたりもするようになったので、この知識のままではまずい。もっと勉強しなきゃ!って。今までは巨人の試合しか見に行ったことがなかったんですが、違う球団の試合とかも見に行くようになりましたね」

■ では、何がキッカケで高校野球好きになったのでしょうか?

竹内「在宅ファンとしてお話させていただきますね(笑)。高校野球にハマったきっかけは、星稜高校石川県大会の決勝戦で見せた大逆転劇の試合をたまたま見ていたからです(2014年7月28日)。9回の裏に8点差をひっくり返した試合。そのときのピッチャーの岩下(大輝)君がプロ野球千葉ロッテプレーしているんですよ! あまり言っていないんですけど、個人的に心の中でずっと応援しています。私を高校野球好きにしてくれたきっかけの選手だから、私が巨人の坂本選手を好きな思いとは別の気持ちで応援しています。本当にがんばってください、有名になってください!って」

■ なんだか、高校野球好きのいいアピールになっているんじゃないですか?

竹内「本当ですか? ちょいちょい出していかないと(笑)。皆と同じレベルにいきたいですからね。違う方面からこうズバ!っと。その流れでいくと、星陵高校で岩下君とバッテリーを組んでいたキャッチャーの横山君も好きなんですよ。プロでプレーはしていないんですけど、岩下君と横山君のバッテリーが本当に好き。あの大逆転の試合は、何回見ても泣ける。最終回までボロボロだし、絶対に負けるって誰もが思うような試合じゃないですか。でも星陵高校の選手が、ずっと笑顔なのが印象的だったんです。なんでそんなに笑っていられるの?って思ったんですけど、後に星陵のスローガンが“必笑”って言葉だと知ったんです。必勝の“勝”が“笑”なんですよ! とりあえず笑おうみたいな。何があっても笑おうって。だからずっと試合中も笑っていて、皆がちょっとシュンってなったときも横山君が率先して“笑えよ。ニコッ”みたいなことをやっているんです。それが印象的すぎて、そこから“この人めっちゃ好き!”ってなりましたね」

■ 必笑っていうスローガンは、アンジュルムにも合いそうですよね

竹内「そうですね。アンジュって本当にそんな感じ。波が激しいグループなんですけど、“なんか今回やばいね”“チケット売れてないっぽいよ”みたいな悪い流れのときこそ、逆に笑顔になるみたいなところはあります。そこから“やってやろうぜ、この野郎!”みたいな雰囲気が出てくる。必笑は今のアンジュルムにもピッタリの言葉ですね」

■ 話は変わりますが、以前、雜誌の企画で元プロ野球選手の前田幸長さんにカーブの投げ方とかを教わっていましたが、竹内さんは野球経験があるのでしょうか?

竹内「野球経験は一回もないです。小さい頃にお兄ちゃんキャッチボールしたことがあったり、たまにバッティングセンターへ行ったりするくらい。あ、バッティングセンターでは、意外といい打球を打つんですよ! 私は見る方より、プレーするほうが得意だと思います。実際に試合に出ることになったら、キャッチャーとかやってみたい!」

キャッチャーは頭を使うポジションですけど大丈夫ですか?

竹内「そうなんですよ…。そこが問題なんですけど、私は投げることより取る方が好きなんですよね。でも、ボールが上から飛んでくるのは怖いので、フライは苦手。なので、ミットをめがけてボールがスパン!とくるキャッチャーがいいなって。でも、カーブの投げ方を前田さんに教わったときに“めっちゃセンスあるね!”“男の子だったらプロを目指した方がいいよ”って、前田さんに褒められたんですよ! 少しのお世辞はあると思うんですけど、未経験にも関わらず一時間の練習でカーブとか投げられるようになりましたからね。もし私が男性だったら、キャッチャーピッチャー二刀流を目指したかもしれない。新しい二刀流を築いていたかもしれませんね!」(ザテレビジョン

球場へ見にいったけど清宮幸太郎選手は高校時代からモノが違ったなど、高校野球好きをアピールしてくれた竹内朱莉