今年は昨年よりも早く梅雨入りする地域が多いようです。

梅雨になると毎日のように曇り空が続き、雨が降るのか降らないのか、天気予報のチェックが欠かせませんね。

傘を持って出かけるのは、降水確率何%を目安にすればいいのでしょうか。

商品の流通に関する情報収集を行う株式会社プラネットの「傘に関する意識調査」をもとに、梅雨時期の傘との付き合い方について詳しくみていきましょう!

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降水確率50%が判断の分かれ目か!?

天気が読みにくい梅雨時期の空。

毎朝、天気予報の降水確率を見て、傘を持って行くかどうかを決めている人も少なくないはずです。

傘
bee / PIXTA(ピクスタ)

「降水確率が何%以上なら、傘を持って出かけようと思いますか」の質問では、

「30%以上」と答えたのが18.9%「50%以上」と答えたのが38.7%「70%以上」と答えたのが13.2%でした。

どうやら傘を持って出るかどうかは、「降水確率50%」がひとつの分かれ目になるようです。

グラフ

一方で、「降水確率にかかわらず、常に持ち歩いている」と答えた人も14.6%いました。

常時傘を持ち歩いていれば、雨が降るのか降らないか心配する必要もありません。

まさに、備えあれば憂いなしですね!

折り畳み傘
Graphs / PIXTA(ピクスタ)

傘を常に持ち歩いている人を男女別に見ると、男性18.3%、女性9.0%で、男性の方が女性より約2倍多いことが分かりました。

女性の方が慎重な人が多いイメージですが、結果は真逆で、とっても意外です。

職業別で見ると、「会社員」「公務員」「自由業」など仕事で外出する機会が多い人の方が割合が高く、出先で困らないように常に傘を携帯している様子が浮かび上がります。

 

男性は機能性、女性はデザイン性を重視して傘選び!?

「どのタイプの傘をよく使いますか」の質問では、1位が「長傘(一般的な傘)」(75.7%)2位が「折りたたみ傘」(58.2%)3位が「ビニール傘」(33.2%)でした。

特に「ビニール傘」は男女差が大きく、男性39.0%、女性24.2%と、男性が14.8ポイントも上回りました。

傘
muku / PIXTA(ピクスタ)

反対に、男性よりも女性の割合が多かったのは「長傘」で、男性72.0%、女性81.3%と、女性が9.3ポイント高くなっています。

どうやら「ビニール傘」を使うのは男性の方が多く、「長傘」を使うのは女性の方が多いという傾向があるようです。

また、傘選びのポイントでは、男性が「大きさ」を重視する人が多いのに対して、女性は「デザイン、カラー」を大切にしていることも分かりました。

このことから、傘選びに男性は機能性、女性はファッション性を追求する姿勢がうかがえます。

 

濡れた傘を持つときのマナーに注意!

電車やバスなど、混み合う車内では、濡れた傘の扱いが気になります。

濡れた傘
Graphs / PIXTA(ピクスタ)

「電車やバスなどで濡れた傘を持つ際、どのようにしていますか」の質問では、

1位が「長傘の留め具(ボタンなど)で閉じて持つ」(44.6%)2位が「店頭などに設置される傘用ビニール袋に入れている」(36.5%)3位が「折りたたみ傘をたたんだり、かばんに入れている」(23.3%)という順になりました。

うっかり人に傘の水滴がついてしまうと、迷惑になってしまいます。

周囲の人への気遣いを忘れずに、車内では、できるだけ傘をコンパクトにしまうようにしましょう。

 

スーパーや商業施設の入り口には、傘を入れるためのビニール袋を設置していることがよくあります。

傘から水滴が落ちて床が濡れると滑りやすくなるため、ビニール袋が置いてあるなら積極的に使うようにしたいものです。

最近では、長傘でも、専用の傘カバーが付いたものが売られています。

傘カバーがあると、水濡れの心配がなくなりますし、高級感やデザイン性があって、見た目にもオシャレでステキですよ。

 

【参考】

※  <傘に関する意識調査>降水確率にかかわらず常に「傘」を持ち歩く男性は女性の2倍

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