にいた全ての子どもを死産で失ってしまったであってもとしての悲しみは人間同様だ。しかしそのの前に孤児となった仔猫が現れた。現在はその仔猫をわが子のように可がっているという。中東シリアから心温まるニュースが届いた。『Metro』『Love Meow』などが伝えている。

7年前に内戦が勃発して以来、現在も内戦終結の見通しが全く立っていないシリアでは、多くの尊い命が失われ命からがら外へと脱出を図る人々も多い中、今もシリアに留まり生活を続ける人も存在する。「アレッポのキャットマン」と呼ばれるモハマッド・アラーアルジャリールさんもそのひとりだ。彼は飼い主に置き去りにされた猫たちのためにアレッポに聖地を作り、ボランティアの人たちと猫の救済・保護活動に日々奔走している。その聖地に、最近になって1匹のが加わった。

ある日、野良に出会ったモハマッドさんは、聖地でこのを保護することにした。“アミラ”と名付けられたは保護された時に妊娠しており、モハマッドさんはアミラ出産に向けて穏やかで居心地のいい環境で過ごせるようにと聖地の隣に小屋を作った。やがてアミラは産気付いたが、不幸にも生まれてきた全ては死産という悲しい結果となってしまった。聖地でモハマッドさんと一緒にボランティア活動をしているアレサンドラ・アビディンさんはこのように話した。

「悲しくてショックでした…。私たちはアミラクマのぬいぐるみを与えました。の代わりにアミラぬいぐるみを抱くことで、少しでも悲しみが癒されるようにと思ったのです。」

しかしその後、アミラに大きな変化が訪れた。アレッポの通りでモハマッドさんたちに救助・保護された1匹の仔猫と運命の出会いを迎えたのである。聖地に連れて来られ“ジュニア”と名付けられた仔猫は、アミラの抱いていたクマのぬいぐるみ興味を示しゆっくりと近寄った。ジュニアもまた母親を失いアミラ同様“ひとりぼっち”の遇だったため、温かさを欲していたのだろう。そろそろと近付いてきたジュニアの小さな鼻がアミラの顔に触れると、アミラはたちまち情を感じたようだ。数日後には、ジュニアのおかげでアミラはもうぬいぐるみを必要とせず、2匹はぴったりと寄り添いまるで親子のように離れられない存在となった。

小さなジュニア背中に上ったりまとわりついてきてもアミラは決して怒ることなく、むしろとても幸せそうな様子だ。FacebookアカウントAlaa and house of Cats Ernesto in Aleppo」には、アミラジュニアが同じ皿から一緒に餌を食べたりじゃれ合ったり、寝をしたりする微笑ましい姿が数多く投稿されている。辛い経験をしたであろう2匹だが、今は互いに寄り添い癒される存在ができたと確信しているようだ。

現在、この聖地にはおよそ80匹のが保護されているという。不安定な情勢の中、危険と背中合わせアレッポでリスクを背負いながらも、モハマッドさんらボランティアたちの救済活動はまだまだ続いていく。

画像は『Alaa and house of Cats Ernesto in Aleppo 2018年5月11日付、2018年5月9日Facebook』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス子)

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