4面「気ままに城巡り26」30年3月号写真2

巡りには良い季節になって来ました。やはりには青空が似合うと思います。それに何よりも陽が長くなるのがありがたいことです。この連載もお陰様で25回をえたので、いったいとはなんなのか。今一度考えてみたいと思います。

日本を代表する歴史的建造物で、その多くが戦国時代から江戸時代に活躍した武将のばせるものだと考えられます。
の魅人それぞれだと思いますが、頑丈な石垣守閣の形、の形状、櫓、門、など。また、守閣からの眺め、築した人物、歴史と考える方が多いのではないでしょうか。の魅はそれだけ多いということです。
私はの本を読んだり、写真を見たりするだけで楽しい気持ちになります。数年も前に内を行き来する武士の姿や、君達の生活、をめぐる戦、喜怒哀楽が詰まった様子を想像するだけでますます魅了されていきます。どんなが治めていたのか、どんな守閣があったのか、下にはどんな人が暮らし、が栄えていたのか思い描くと本当にわくわくした気分になります。

吉野ケ里遺跡も「城」

4面「気ままに城巡り26」30年3月号写真2

意外に思われる方も多いと思いますが、佐賀県吉野ケ里遺跡日本百名城に選ばれています。
と土塁によってを守った弥生時代の立です。
その後、朝鮮半島から朝鮮山城の築方法が伝わって戦いを意識した山城が造られ、南北朝時代になると丘が現れます。そして戦国時代には防衛に優れた平山が多くなります。

「見せるための城」信長の安土城

4面「気ままに城巡り26」30年3月号写真1

戦いのから見せるためのを築いたのは、天下統一前の織田信長でした。五層七階の不等辺多形の守台の安土城です。守には箔を貼った瓦や箔瓦などが使われ、まさに見せるためのだったのです。その思想は、羽柴秀吉徳川家康に受け継がれていきます。

には、その数以上にそこで生きた人々の人生があるといわれています。が代わればの運命も変わる。そんなことにも思いを巡らせながら、この先の連載を進めていきたいと思っています。(老友新聞社)

第26回 城の基礎知識~「城」とは何か?