ランドセルメーカーの株式会社セイバン(本社:兵庫県たつの市 代表取締役社長:泉 貴章 以下 「セイバン」)は、以前より独自の技術とノウハウを用いて、重い荷物を入れて背負った時に、からだへの負担が少ないランドセルづくりを目指してまいりました。
近年、小学生が背負う荷物が重く、肩こりや腰痛になる子どもがいることを受け、今後もこの問題への関心は高まってくると推察し、全国の小学1~6年生のランドセルを使用する子どもとその母親を対象に、小学生が実際にどれくらいの重量の荷物を背負って通学しているのか、またどれくらいの小学生が「痛み」を感じているかについて調査しました。
【調査方法:インターネット調査、調査期間:2018年3月28日(水)~29日(木)、サンプル数:2,000】
※1:6kgは、1週間のうち、最も重い日のランドセルの平均重量となります。
【調査総括】
■1週間のうち、ランドセルが最も重い日の荷物の重量は、平均で約4.7kg。
ランドセルの重さも含めると平均約6kgのランドセルを背負って登校している。
■平均通学時間(片道)は徒歩15分程度だが、通学に20分以上かかる小学生も約3割占める。
■小学生の約3割が、ランドセルを背負って「痛み」を感じる。
■母親がランドセル購入時に重視したポイントは、1位「丈夫そう」、2位「子どもが安心して使えそう」、3位「使いやすそう」であった一方、重い教材を入れてランドセルを背負う際に欠かせないポイントである「からだにフィットしそう」は7位と優先度は低かった。
■「子どものからだに沿わせて肩ベルトの長さを調節している」を回答した割合は66.2%。


子どもの身長は、小学校6年間で平均約30cm伸びると言われています。ランドセルは、そのような著しく成長する児童期にほぼ毎日使用することから、お子さまへのからだへの負担を少しでも減らすために、「からだに負担をかけないランドセル選び」と「からだに負担をかけない背負い方」をすることが大切です。
セイバンは、今回の調査結果を踏まえ、今後もお子さまの成長を支えるランドセルを開発・製造し続け、さらに正しいランドセル選び、背負い方の啓発を行ってまいります。

■1週間のうち、ランドセルが最も重い日の荷物の重量は平均で約4.7kg。
ランドセルの重さも含めると平均約6kgにまで達することが明らかに。

1週間のうち、ランドセルが最も重い日の荷物の重量は、平均で約4.7kgとなりました。さらにここからランドセル本体の重量もプラスされるため、重い日では平均で約6kgのランドセルを背負って通学していることになります。学齢があがるほど荷物の重量も増える傾向が見られ、小学1年生では平均約3.7kg、小学6年生では平均約5.4kgにまで達しています。近年問題視されている通り、小学生が重たい荷物を背負っていることが分かりました。
※調査は学期末に行ったため、通常よりも重たい状態でお答えいただいた可能性もあります。

セイバン調べ
2017年11月実施
2018年4月に小学校入学するお子さまをお持ちの保護者の方へのインターネット調査(n=1,500)

※「からだにフィットする」ランドセルを選ぶことの重要性
背中とランドセルに隙間があると、ランドセルの重さで後ろに引っ張られるので前傾姿勢になり、肩や腰への負担が大きくなります。ランドセルと背中に隙間がなく密着していると、下に引っ張られるため自然な姿勢が保てる他、肩・腰・背中全体で重さを分散させながら背負うことができるので、からだに負担がかかりにくくなります。
また、肩ベルトや背中の部分の接触面積が広くからだにフィットしていることで荷重を分散し、実際の重さより軽く感じることができます。

子どもの身長は、小学校6年間で平均約30cm伸びると言われています。ランドセルは、そのような著しく成長する児童期にほぼ毎日使用することから、お子さまへのからだへの負担を少しでも減らすために、「からだに負担をかけないランドセル選び」と「からだに負担をかけない背負い方」を行うことが大切です。
なお、からだにフィットするランドセルを選ぶことや、正しい背負い方をすることでからだへの負担は軽減されます。

ランドセルの専門家 『ランドセルコンシェルジュ』 推奨~からだに負担をかけないランドセルの選び方と背負い方~】
からだにフィットするランドセルを選ぶことや、成長に応じた正しい背負い方をすることで、からだへの負担は軽減されます。セイバンでは各直営店に常駐するランドセル選びの専門家『ランドセルコンシェルジュ』がランドセルの正しい背負い方やお子さまのからだに合ったランドセルの選び方をアドバイスしています。

2.重い荷物は背中側、軽い荷物は表側を意識して
重い荷物はできるだけからだにくっつけると歩行時にふらつくことがなく、また余計な体力を使わないのでからだの負担が軽減されます。

3.荷物は隙間なく、つめるとGOOD!
ランドセルの中で教材を遊ばせないようにすると、背負う時に無駄な力が必要にならず、より少ない力で背負うことができます。教材が少なくスペースが空いてしまう場合は、教材がグラつかないようにタオルなどかさばって軽いものを入れると良いでしょう。

【株式会社セイバン 概要】
名称  :株式会社セイバ
本社  :兵庫県たつの市揖保川町山津屋140-14
代表  :代表取締役社長 泉 貴章
URL   :https://www.seiban.co.jp/

セイバンは2019年に創業100周年を迎えます。
1919年(大正8年)、兵庫県たつの市御津町出身の泉亀吉が大阪で泉亀吉商店を開業。当時は、播磨産の皮革を材料に、御津町室津の漁師らが冬場につくった財布やカバン、キセル入れなどを販売していたのが始まりでした。
1946年からランドセルをつくり始めて約70年間、お子さまのことを第一に考えたランドセルを製造・開発・販売しております。2000年から3年間かけて、実際の重さより軽く感じる機能「天使のはね」を開発し、2003年に発売開始。この「天使のはね」の開発をきっかけに、重い荷物を入れてランドセルを背負った時に負担が少ないランドセルづくりに注力し、さまざまな機能を開発・搭載してまいりました。今後も「子ども想い品質」の製品をお客さまにお届けいたします。

配信元企業:株式会社セイバ

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